大ボス的存在の大型ゾイド・ジェノスピノの存在に劇中の登場人物が初めて触れる回
(機体そのものは第一話で登場済み)。
また、OPに登場していて僕が関係を怪しんでいた白髪の老人が登場。
サリーと同じ「ランド」の姓を持つこの老人はやはりサリーと関係がありそうだ。
また、サリーが「おじいさん」と呼ぶボーマン博士との関係は?
前回レオたちの仲間にはならなかったが帝国を裏切りったバーンが今回も登場。
一瞬とはいえ早速レオたちと行動を共にするシーンがあり、今後の共闘に大いに期待だ。
次回予告後のゾイド紹介では初めて2度目の登場となったスナイプテラ。
ギレル共々かなり優遇されている機体だと感じる。
TVCMでも「シリーズ初の翼竜種ゾイド!」と大きく謳っており、タカラトミーからかけられる期待の大きさが窺えるというものだ。
今回、ギレルは将来ジェノスピノに搭乗することが示唆されていたが、OPではディアス中佐とギレルにライバル関係を匂わせる演出がある。
仮にギレルがジェノスピノに搭乗することになるとトリケラドゴスとの戦力差はとんでもないことになるのでは……
などと余計な心配をしたところで鑑賞録スタート。
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【公式サイト ストーリー紹介】
レオたちは手掛かりを元にボーマンを探し始める。一方ギレルはゾイドクライシスで大暴れした超巨大ゾイド、ジェノスピノの極秘発掘作業の護衛につく。いずれは自分がジェノスピノを操縦する為にだ。だが発掘現場はレオとビーストライガーの進路上にあった。自らの目的の為に燃えるレオとギレルが、砂漠で再び激突する!
【Aパート】
<ジェノスピノの化石〜帝国とジャンク屋の取引>
キャタルガの姿が映されて本編スタート。
キャタルがの牽引するカーゴから降りて一人の老人が降りてきた。
その老人にジャンク屋の2機のゾイド から強い光が照射される。
老人に対しジャンク屋は「ランド博士」と呼びかける。
サリーと同じ姓を持つこの老人は、OPでジェノスピノの化石を前に佇む老人その人である。
ジャンク屋たちが見つけた化石はジェノスピノのもの。
この化石の対価として帝国軍は携帯食料1年分をジャンク屋たちに渡すことを約束していたようだ。
契約に基づいて物資の受け渡しが成立したかに思えたその時、ジャンク屋たちは博士に銃を向ける。
「携帯食一年分じゃあこの化石は譲らないな」
「何?」
「調べたんだよ。たかがゾイドの化石一つに帝国軍がやけに気前が良すぎると思ってな。驚いたぜ。何でも地球の覇権を左右するすげぇ化石なんだってな」「こいつを共和国軍に持ち込んでも構わないんだぜ」
そう言った彼らはさらなる条件として中型ゾイド 1体と小型ゾイド を3体を要求する。
自分の一存では決めかねると言ったランド博士は「評議会」なる期間に一報を入れる。
通信を終え、交渉決裂を告げると同時に地中に潜ませていたバズートルを呼び出したランド博士。
バズートルのミサイル攻撃によってギルラプターとスパイデスは大破してしまう。
ここで気になるのは、この世界における物の価値だ。
「たかがゾイドの化石一つに帝国軍がやけに気前が良すぎると思ってな。」というセリフがあるが、ゾイドを製造ではなく復元によってしか軍備拡大できないこの世界において、ゾイドの化石は非常に貴重なもののはずだ。たとえそれが全身骨格ではなく、骨格の一部であったとしても。
携帯食料を現代、2019年の水準で考えてみよう。
カーゴの中に入り「携帯食料1年分だ」といったジャンク屋の手に握られていたのはカロリーメイトのようなスティック状の食べ物。
携帯食料の中にはこれ以外にも軍隊用のレーションのようなものがあったと仮定する。
多く見積もって1食1,000円だと仮定した場合、1人1日3食で3,000円。
3,000円×365日=1,095,000円。
コンテナ内に3名分の食料が入っていたと仮定しても300万円ほど。
全身のごく一部とは言え、製造不可能な軍事兵器の値段として300万円という金額が「気前が良すぎる」と評するに適当だとは僕には思えないのだが……
以前、ゾイドが誕生するには惑星の金属含有量が現代の地球とは比べ物にならないほど高くないとダメだということは既に述べた。
Ziフォーミングによって生態系が破壊され、植物が育ちにくくなった世界であれば食料の価値が相対的に上がっていることは想像できる。
この辺りはもう少し考察してみても良い部分かもしれない。
ジャンク屋たちからジェノスピノの化石の一部を入手したランド博士は、ジェノスピノの全身骨格化石が眠る発掘基地へ戻る。
「愛しい我が子……この私が必ず復活させて見せるぞ……フフフフフ……フハハハハハハ!」
博士の不気味な高笑いと共に、地球の覇権すら左右すると言われるジェノスピノの全身が映し出され、物語の序盤にしてラスボスの登場と今後の戦いを示唆されるのだった。
なお、ここで博士が呼吸器を外しているのに注目。
外気に触れる場所では呼吸器が必要で、屋内であれば呼吸器は必要ないのだろうか。
洞窟を「屋内」と表現していいのかは疑問だが、空気清浄機のようなものが作動していて第一世代の人間にも呼吸ができる空間になっている可能性はある。
また、キャタルガのコンテナをスパイデスが牽引しているのも面白かった。
比較的大きい体躯のキャタルガと小型のスパイデスが共通のコンテナを牽引できる共通規格になっているらしい。ユニバーサルデザインだ。
<バーンとレオ一行の再会>
クワーガの偵察を光学迷彩でやりすごすガトリングフォックスとバーン(元)二等軍曹。
「やれやれ……将来を約束された有能な帝国軍兵士が、一夜にして逃亡兵とはな……」
ギレルといい、帝国軍兵士は自信過剰なタイプが多いようだ。
照りつける太陽の下砂漠地帯を旅する道すがら、水溜りに頭を突っ込んでリフレッシュするバーン軍曹。
第四話のビーストライガーとは違い、ガトリングフォックスは水浴びをしないようだ。
しかし逃亡兵である彼らに安息の時は訪れない。
崖の上からバズートルが接近していることに気付いたガトリングフォックスは瞬時に顔を上げる。
そのフォックスの行動に反応し、「しまった!」と追手の存在に気付くバーンもさすがは帝国軍のエリート兵士といったところだろう。
バーンが反応すると同時に、どこからともなく現れたビーストライガーは崖を一っ飛び。崖の上のバズートル3機を攻撃する。
この攻撃に呼応したバーンとがトリングフォックスコンビの攻撃も実に見事で、バズートルの足を狙った最小限の射撃で上手くバズートルを行動不能に陥れており、この正確な射撃の描写もバーンの実力を視聴者に印象付けるためのものだろう。
前回助けてもらったお礼にバーンを助けたレオ。バーンはレオたちを救ったというよりは自分なりにけじめをつけたかっただけだと言う。
シーンが切り替わり、レオ一行と焚き火を囲むバーン。
話題は帝国の開発したゾイドオペレートバイザーに。
アイセル「ゾイドからスペック以上の能力を引き出すため、帝国はゾイドの意思を奪い、完全にロボット化しているの」
バーン「帝国軍では上ばかり目指してきた俺には、そんなことは考える余裕はなかった。けど、こいつと出会って俺は初めて知った。オペレートバイザーがゾイドに多大な負担を与えていたことを。
だからあの時は、こいつのやりたいようにさせてやりたかったんだ。
同時に、あれは俺の意思表明でもあった。帝国と決別するためのな。」
共和国の科学技術陣でも難しいオペレートバイザーの取り外しを素人のバーンが行ったことに疑問を抱き、質問するアイセル。
それに対し「偶然、科学者らしい人物と出会ったんだ」と答えたバーンはこう続ける。「何だか説教くさい爺さんで、地球とゾイドの共存がどうとかって……」
その言葉に反応したサリーは、バーンが出会った人物の名を尋ねる。
バーンは名前は聞かなかったが、マスクをつけていたことから間違いなく第一世代の人間であろうことを一行に告げる。
バーンの出会った老人がサリーの探す彼女のおじいさんである可能性が高いと感じたレオは、バーンに老人と出会った場所までの案内を依頼する。
<ギレルとコリンズ准将、そしてランド博士>
帝国軍の拠点に向けて飛行するギレルとスナイプテラ。
通信で「スナイプテラは87番ハッチへ」という指示を受け、ハッチ内に入るギレル。
郡の本拠地といった印象の施設だが、ハッチを87番まで有しているとは……この数字を見るだけで帝国軍の軍備の充実ぶりを知るに十分と言うものだろう。
また、87番ハッチに入ってから一度も着陸することなく都市部に入るギレル。
市民が日常生活を送る都市と軍事施設が非常に近いところにある。
帝国軍は軍事国家なのだろう(ハッチが軍事用の施設ではなく、民間の航空機・航空ゾイド用のハッチである可能性もある)。
スナイプテラから降りたギレルに声を掛ける男性。コリンズ准将と言う人物のようだ。
「ところでギレル中尉」
「はい」
「今度は演習中に上官を1発殴ったそうだな」
「あれは正当防衛です。相手が先に殴りかかってきたので……到着早々、お説教ですか?」
「何?」
「自分はただ、無能な上官の作戦に対し、意義を唱えたまでです。
あと……1発ではなく2発」
「はあ、困った奴だな。だがなぁ、お前が問題を起こすたび裏で火消しに回るこの年寄りの立場も少しは考えろ」
「申し訳ございません」
ハッチから場所を移した二人。
コリンズ准将からギレルは帝国軍最高科学顧問ランド博士を紹介される。
「ほう、君か。帝国軍切っての切れ者という噂の軍人は
「噂ではなく真実です」
ギレル君、人格的に未熟であるがゆえに抱える万能感と漲りすぎる自信がちょっとイタいぞ。。。
【Bパート】
<ランド博士の過去と功績>
・ワイルドブラスト時の衝撃からゾイドライダーを守る耐Bスーツ
・ゾイドの能力を最大限に引き出すゾイド オペレートバイザー
これらの発明はランド博士によるものだと言うコリンズ准将。
また、博士はかつて共和国側の人間であったこともギレルから明かされる。
(これは過去にも出てきた話)
これらの事実に対し「私は帝国を選んだのだ」と表現するランド博士。
「私の研究は最強のゾイドを作り出すことにあった。それに生涯を捧げたといっても過言ではない」
ここでは“最強のゾイドを作り出すことにあった”と過去形で表現されていることに注目したい。
ジェノスピノの存在が確認された今、新たに最強のゾイドを開発することから最強ゾイドたるジェノスピノを発掘・復元することに興味の対象が移ったと言うことだろうか。
また、コリンズ准将によって今回初めて明かされた情報として以下のものがある。
「この帝国の移民船が地球に到着したのは、共和国よりも一年も後のことだ。その一年の間に、共和国はゾイドを発掘復元し、先に軍備を強化されてしまった。
我々はその遅れを取り戻すため、ランド博士を帝国に招聘したんだ」
以前、移民船が21世機の地球に到着したのは、ワームホールを通過する過程で意図せずして起こってしまったタイムスリップが原因であるとサリーは言っていたが、未来の惑星Zi人の科学技術をもってしてもコントロールできないタイムスリップという事象は、両軍に1年の到着時間の違いを生み出していたようだ。
たった1年の違いで済んだ方が奇跡的という気もするが。
コリンズ准将によって招聘されたギレルだったが、ここでコリンズ准将から彼の新たな任務としてランド博士の護衛及び博士の発掘作業の全面的なサポートを命ぜられる。
「お言葉ですが准将、自分はスナイプテラのゾイドライダーです。化石の発掘を手伝うためにぐんんじんになったのではありません」と任務に不満を漏らすギレルに対し、ランド博士から任務の重要性について説明がなされる。
「一月(ひとつき)前だ。帝国軍の発掘チームが、あるゾイド化石をの発見した。そのとてつもなく巨大な化石は、度重なる地殻変動のせいで良好な保存状態とは言えなかったが、綿密な調査の結果その化石の正体がジェノスピノだと判明した」
ジェノスピノの名前にピンと来ていないギレル。
そこで第1話冒頭の報道番組仕立ての地球崩壊のシーンが写し出される。
「そう。あれがジェノスピノだ。ゾイドクライシスのあった21世期、記録によるとたった一晩で世界の1/3を壊滅させたと言われている」
一晩で地球の1/3??!!何とも驚愕の事実が知らされて驚いた。
(移民第一世代は)マスクなしでは呼吸もままならないという大気の環境や過去の文明の技術を発掘して利用していることなどの共通点から、ゾイドワイルドZEROの地球の状況を『風の谷のナウシカ』に似ていると第1話の鑑賞録で述べたが、そのナウシカのグランドカタストロフ「火の七日間」でも世界から文明が一掃されるのに7日間かかった。
1日で1/3を壊滅させたという記録は信じがたく、また嘘であって欲しい。
(ギレルが「赤い死神」の異名を取ることのきっかけになった戦闘でも、ギレルは〇〇をたった一人で壊滅させたといわれており、この世界の破壊の規模は正直なところぶっ飛びすぎている気がしてならない)
カタログスペック状ではジェノスピノは「大陸の水脈を自由に行き来することが出来る」とあり、1日で地球の1/3を壊滅させたというのはこの能力によるものだろうと予想される。
ギレルをこの任務につけた本当の目的は、最終的にギレルをジェノスピノのライダーにすることだったようだ。
ランド博士「ジェノスピノの巨体を自在に操るには、高度に研ぎ澄まされた操縦テクニックが必要だ」
コリンズ准将「だからゾイドライダーにお前を推薦した」
長年の地殻変動によってジェノスピノの化石は世界中に四散しているらしく、共和国軍に化石の一部でも入手されてしまうとジェノスピノの完全復活はままならない。
ギレルをジェノスピノのライダーとすることを確約したコリンズ准将は、特別任務の件を彼に承諾させるのだった。
<ボーマン博士を探して>
バーンがボーマン博士と出会った森に向かう一行。
「もうとっくにいないよ。帝国から逃げているとすれば尚更だ」と悲観的意見を述べるバズに肘鉄を喰らわすアイセル。
レオたちを森まで案内したことで用が済んだバーンは一行と別れ走り去る。
レストランで夕食を摂る一行。
レオ「元気を出せサリー。おじいさんは必ず見つかるさ」
バズ「ほらまたそうやって根拠のない出まかせを」
レオ「出まかせってどういう意味だよ!」
バズ「余計な期待を持たせるとその分がっかりも大きいんだって」
アイセル「バズって悲観主義?」
バズ「俺は現実主義なのさ」
そんな時、隣の席の客の持ち物が気になり席を立つサリー。
隣の席の客は冒頭に登場したジャンク屋一味。手には金色の懐中時計が。
それをボーマン博士のものであると確信したサリーは、蓋の裏にあるイニシャルを確認させて欲しいと求める。
愛せるの強引な助けもあって時計を渡されたサリーは蓋の裏にウォルター・ボーマンのイニシャルがあることを確認する。
(アルファベットではない文字が記されている点に注目。)
ジャンク屋はこの時計をマスクをした爺さんと今日の昼に交換したという。
倉庫にあった21世紀のスクラップのジープと交換したらしい。
「壊れてたのに変な機械であっという間に動くようにしたんだ」と言うジャンク屋。
サリーのペンダントと同じ機能を持つ機械をボーマン博士も有しているようだ。
ここで気になるのは、レオのライガーをビーストライガーに進化させた時、ペンダントの放つ光の中でサリーは呼吸器なしでも呼吸ができるようになった。
同じ機能を有する機会を持つボーマン博士が今でもマスクをしているのはなぜだろう。
おじいさんが今夜中に山を超えたいと言っていたとジャンク屋から聞いたレオは、単身ビーストライガーで近くの山を目指す。
アイセルは食事代を持つ代わりに時計と渡すよう求め、ジャンク屋は渋々それを了承する。
時計の価値は一概には言えないが、優秀な科学者でお金も持っていればそれなりのものを身につけていると考えて良いだろう。
男3人の食事、行っても現在の日本では2万円程度。
あの時計はそれと釣り合う安時計なのだろうか。ここでも、時計と釣り合うだけの価値を食事が有していると発想を転換することができる。
この世界において食料がものすごく高価であるという可能性は高い。
<ジェノスピノ発掘現場>
山を目指すビーストライガーとレオを、発掘現場の護衛に就いていたギレルが襲う。
砲撃のみならず翼による格闘攻撃も仕掛けてくるスナイプテラにビーストライガーは成す術がない。
一発逆転を狙い、進化解放ー エヴォブラスト ー「ビースト・オブ・クロー破」を放ち、高く飛び上がるレオ/ワイルドライガー。
それを兵器解放ー マシンブラスト ー「アブソルートショット」で迎え撃つギレル/スナイプテラ。
砲弾はビーストライガーに命中し、ビーストライガーは谷底に落下してしまう。
(どんな場所で必殺技を放っているんだ?)
ギレルは通信でライオン種ゾイドの回収を命令し、第6話終了。
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【アイキャッチ】
<Aパート>
ビーストライガー
<Bパート>
スナイプテラ
※今までBパートは毎回新しい帝国ゾイドが登場していたが、今回スナイプテラが初となる2度目の登場!
【登場ゾイド】
(主人公一行)
ワイルドライガー
ラプトリア
ガトリングフォックス
(帝国軍)
キャタルガ
バズートル
クワーガ
スナイプテラ
ラプトール
(野生・化石)
ジェノスピノ
(他勢力)
ギルラプター
スパイデス
【登場キャラクター】
レオ・コンラッド
サリー・ランド
バズ・カニンガム
ジョー・アイセル
クリストファー・ギレル
バーン・ブラッド
NEW→フランク・ランド
NEW→コリンズ准将
【次回予告】
レオ「奪われたビーストライガーを取り戻すため、俺たちは帝国軍の基地に潜入した」
バズ「今頃ライガーはバラバラに分解されちまってるよ」
レオ「次回、ゾイドワイルドZERO『ライガー奪還大作戦』。行くぞ、ライガー!」
【ゾイド紹介】
スナイプテラ
<キャプション>
スナイプテラ SNIPTERA
プテラノドン種ゾイド
赤い機体はギレル専用機
赤木死神と呼ばれている
マシンブラスト:絶対狙撃(アブソルートショット)
スピード
★★★★★★★★★★ 10
アタック
★★★★★★☆☆☆☆ 6
IQ
★★★★★★★☆☆☆ 7
スタミナ
★★★★★★★★☆☆ 8
ディフェンス
★★★★★☆☆☆☆☆ 5
ワイルドブラスト
★★★★★★★★☆☆ 8
<音声>
スナイプテラ。
空中からの狙撃を得意とする、プテラノドン種の中型ゾイド。
帝国軍のエース、「赤き死神」という異名を持つクリストファー・ギレルが乗り込む赤いスナイプテラは、ギレル中尉の冷静な判断と、巧みな操縦によって敵ゾイドを仕留めていくぞ。
スナイプテラは共和国軍から恐れられているんだ。
スナイプテラが兵器解放マシンブラストすると、口を開き、喉からスナイパーライフルを突出させる。
同時に頭部のスコープクレストを前方に倒し、照準を合わせ、敵ゾイドを熱感知し、狙撃する。
上空から高い命中率で放たれるアブソルートショットに、相手は手も足も出ないぞ!