映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

2020年 初めて届いたもの

年末から持ち越してしまった昨日更新のエントリが年始最初の記事となったので新年感が若干薄い。

 

昨日、新年早々僕の家に配達員の方が荷物を届けてくれた。

 

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新年最初の届け物がゾイドというのが非常に僕らしいというか何というかである。

 

書籍が出るといきなり情報が出た時は驚いたが、僕にとっての絶対的な存在である上山道郎先生が短編を寄稿しているというのだから買わないわけにはいかないのである。

 

 

 

上山ゾイドが各アニメ版ゾイドと最も異なると感じる点は、「ゾイドにパイロットが愛称をつけていること」だと思う。

主人公バンのシールドライガー→ブレードライガー→ライガーゼロはシーザー。

アーバインのステルスバイパー→ステルスドラゴンはトルナード。

ムンベイのグスタフはタルタル。

これらは「機種の名称と自分の愛機の呼称は違って然るべき」という考えのもとつけられたものだろう。

自分が飼っているゴールデンレトリバーを「ゴールデンレトリバー」と呼称する人や、秋田犬を「アキタイヌ」と呼称する人はいない。

 

この哲学はフライハイト家に最も現れていると僕は考えている。

父のコマンドウルフの愛称「ジーク」を貰って、遺跡で見つけた謎の小型ゾイドに「ジーク」と名付けるバン。

これはいかに上山ゾイドの世界の中の登場人物が「名前」を大事に考えているかがわかるというもの。

僕は「名前」という記号を創作の世界において非常に重視しているので、上山先生がこの作品世界で描いてくれたパイロットと愛機(および愛機につける名前)の関係が大好きなのだ。

 

アーバインとトルナードの強固な「相棒」という関係。

それがわずかなページ数に纏まっていてとにかく大好物。ページ数は少ないまでも非常に幸福な読後感に包まれる素敵な読切だった。

 

キャラクターの「名前」に関わるエントリを以前書いたので、お暇な方は是非。

eibunkeicinemafreak.hateblo.jp

 

そういえば海外に行っている間にクラウドファンディングも本格始動していて面食らったものだ。

 

 

2020年もゾイドワイルドシリーズから目が離せない。

 

ゾイドワイルド無印のアニメーション作品を見ていなかったことが悔やまれるくらい、ゾイドワイルドZEROにハマってしまっている自分がいる。

正直何故「全話鑑賞録をつけるなどというタスクを自分に課してしまったのか」と思うタイミングが日常の中にないわけではないが、後から見返してみたらきっと楽しめるはずなので、ちゃんとこのブログに残していこうと思う。

 

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