映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

12/14(月)アトロク 706回目

18:00〜

『キングオブステージ』、全国主要書店でサイン本発売!

オンラインスタンプ会(ライムスターの面々が自分のために本にスタンプを押す様子を見られる)開催決定!

 

ノーナ・リーヴス西寺郷太さんによる、ノーナ・リーヴスの新曲『Disco Amigo』宇宙初オンエア。

 

西寺郷太さんが本日20時台に再びコーナーを担当!

『錦織一清&西寺郷太の邦楽スーパースター列伝「少年隊」編』に広辞苑と見紛うばかりの分量のお便りが!

番組が終わるのかと思うほどの量!

 

18:30〜

カルチャートーク

三宅隆太さんによる2020年ベスト映画!

 

10位 『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

京アニ作品。事情により公開遅れた。知人の遺作。

本当に美しい作品。

violet-evergarden.jp

 

9位 『犯す女 ~愚者の群れ~』

城定秀夫監督のVシネマ。

二人の男女が運命的な出会いを果たし、共に暮らす。

涙あり笑いあり。孤独な魂同士が引かれ合う。

ラストが秀逸。想像の斜め上を行くラストの一方で、こうとしか着地しないという見事な着地。

klockworx.com

 

8位 “The Color Out Of Space”/『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―

ニコラス・ケイジ主演。H・P・ラヴクラフト原作『宇宙からの色』4度目の映画化。

「家族を守れなくなる」ことの父親の怖さ。

最近のニコラス・ケイジとしては静かな演技の味が光る。

www.finefilms.co.jp

 

7位 “Eight”/『八っつ』

オーストラリア映画。アマプラのみで見られる低予算映画。

強迫性障害。何度も手を洗う、ドアをガチャガチャ……あらゆる動作を8回行う。

この人が家を出るまでの80分間を、80分間ノーカットで描く。

障害に苦しむことに思いを馳せるキッカケに。

苦しみ、恐怖、不安をJホラー的に描いているのが良い。

filmarks.com

 

6位 “About Endlessness”『ホモサピエンスの涙』

スウェーデン映画。ベネツィア国際映画祭銀獅子賞。

ワンシチュエーション作品×33。

時代、環境、境遇が全く異なる人々の人生の一瞬を切り取っている。

希望とは、絶望とは。相当面白い。

www.bitters.co.jp

 

5位 “Nude”/『ヌード』

ドキュメンタリー。

ファッション雑誌の写真家。

主人公の商業的なセンスを評価。

「あなたならではの作品」という注文。

主人公にとって「ヌード作品」は特別な意味を持つ。クライアントの求めるところと、作家としての主人公のセンスには大きな乖離が……

選出理由は、自分がホラーについて注文を受ける際に感じることと近いことが起きているから。

他人事とは思えない。

filmarks.com

 

4位 “La nuit a dévoré le monde”/“The Night Eats the World”/『リビング・デッド・サバイバー』

フランスのゾンビ映画。水曜日にカルチャートークで紹介。Podcastで要チェック!

本当に相当良い映画。

filmarks.com

アトロク過去放送回:

www.tbsradio.jp

 

3位 “La lengua del sol”/『太陽の舌、波打つ熱芯』

D VD ストレート。劇場未公開。

かなりの低予算だがよく出来ている。登場人物少ない。

何気ない支度シーシーン。テレビを付けない、窓の外を見ようとしない。不自然なほどカメラが部屋の外を映さない。

「地球最後の日」を文芸エロス的に描いた珍しい作品。

filmarks.com

 

2位 “Rambo: Last Blood”『ランボー ラスト・ブラッド』

途中でランボーがある登場人物と議論になる。

一見すると「報復」について議論しているように見えて、報復への執着について語っていたのが印象的。

カタルシスを物語で「想定」することでアプローチするという知的な試み。

gaga.ne.jp

 

1位 “Ophelia”『オフィーリア 奪われた王国』

イギリス発のDVDストレート作品。シェイクスピアの『ハムレット』を、ハムレットの恋人・オフィーリア側から描いた作品。

三宅さんはラストブラッドと対になる作品だと感じた。

「本当にしんどければ逃げて良い」と言うメッセージがが現代的だと感じた。

デイジー・リドリーがオフィーリアを演じる。

「キャスト豪華なので普通に公開されていれば観客入りそうな作品」by宇多丸さん

filmarks.com

 

19:00〜

LIVE & DIRECT

GOOD BYE APRIL

 

19:40〜

今週は各曜日のいつもの新概念提唱型投稿コーナーでは無く「ニッカセッション」。

ウイスキーブランド「ニッカ」の新ブランド「ニッカセッション」について。

スコットランドと日本のモルトを「セッション」、ブレンドさせた今年誕生のウイスキー新ブランド。

 

「ウイスキーはクラシカルなパッケージングが多い中、モダン、未来的ですらあるパッケージ」by宇多丸さん

 

消費者がウイスキーに感じる取っつきにくさを取り払う、「ウイスキーらしさからの脱却」を目指して作られたウイスキーで、パッケージデザインもそのコンセプトに沿うような珍しいブルーの色彩。

 

f:id:naw0t0:20201214233423p:image

f:id:naw0t0:20201214233428p:image

出展:ニッカセッション公式HP

https://www.nikka.com/products/malt/session/sp/

 

オススメの割方は炭酸水との1:3の割合で飲むハイボール!

 

リスナープレゼントあり。以下のリンクをチェック!

https://twitter.com/after6junction/status/1338442296501567490?s=21

 

20時台

『錦織一清&西寺郷太の邦楽スーパースター列伝「少年隊」編』

ベスト盤に西寺郷太さんのインタビューあり。

 

少年隊の楽曲は多くに錦織のアイディアが入っている。

訓練期間が通常よりも長く、楽曲に対してもジャニー喜多川もなかなか首を縦に振らなかった。完全体として肝いりでデビューさせた。

 

インタビューでも「ニッキのアイディアが凄い!」という言葉が至る所に。

ジャニー喜多川と錦織さん、二人のアイディアマンで多くの作品を産み出した。

シブがき隊の曲のタイトル案を出し、通ったこともある。

 

錦織さんの好きな曲はほとんど120bpm。人間の脈拍の約2倍が躍りやすいとのこと。

 

アイドル、ジャニーズ、正直舐めてました!

錦織さんの音楽に対してもパフォーマンス全般に対しても真摯な姿勢、メッチャクチャ格好いい!

 

フレッド・アステア、MGM時代のミュージカル、『バンド・ワゴン』についての言及もあり!

ミュージカル映画・MGM好きの僕としては非常に嬉しい!

 

錦織さんはとにかく話が上手いのと、全ての話題に「オチ」をつけるところが最高!

「忘年隊」というユニット名にしようかという話も面白い!

 

西寺さんを「ゴウタ」と呼ぶ錦織さんと西寺さんの指定関係も良い。

 

「(ジ〜〜!)」「After 6 Junction!」というジングルと『仮面舞踏会』のイントロが重なる瞬間の音がめちゃくちゃ格好いい!必聴!