■18:00~18:30頃
「オープニング」→ 最新カルチャートピックス
クマスは休暇と言うことで今日のパートナーはタカキ。
いつもよりもテンション落とし目のタカキ。
「週初めなので」と笑
良い映画を観た日は寝る前に昂ぶってしまい、ケータイを手に取ってプチ文字起こし。
寝られない!
1988年の映画『バニシング』良かったとのこと。
フードウォッチメン改めイートウォッチメンに反響多数!
宇多丸さんとの掛け合いも師弟関係な感じがして良かった。
宇多丸さん:時間に納めるのは慣れの問題。
ムービーウォッチメンはノート8ページに収まると丁度良い。
批評は「プリズム」。見る角度によって違う。
氷を食べるシーンを詳しく解説することで『スワロウ』がよく分かる。素晴らしい映画評だった。
宇多丸さん:アフター
タカキ:シックス
宇多丸さん・タカキ:ジャンクション!
オープニングで話した『バニシング』は1988年のオランダ映画。1984年の小説が元。
筆者クラベさんはクラ散歩でお馴染みのクラベ・エスラさんのお父様!
フィル・スペクターさん死去。
殺人罪で禁錮19年、塀の中でコロナウイルスにより亡くなった?
秋元康さんがフィル・スペクターが好きなのが日本アイドル界にフィル・スペクター調というものは今も残っている。
宇多丸さん『ワンダビジョン』観ましたよという話もあるが……ライムスターとしてのお仕事!
1/22金曜22:30よりニコニコ独占ライムスター飲ミーティング開催!
宇多丸さんはフューチャー&パスト終了後出演。
とあるライムスターのビッグプロジェクトについて、その全貌が配信飲ミーティングで初発表及び一部を見せるとのこと。
仕込みは昨日で一段落。
小山内さんは思わず落涙したほど良いものに仕上がっているとのこと。
「無観客のライブ的な何か」と宇多丸さんポロリ。
無観客で観客からの返りが無いので「リハの方が良かった」というような粗ばかりが目立つ……
(本日のコーナー紹介で)
西寺さんとタカキの絡みは初めて?
「勝手にしやがれ」のイントロは格好良いな……
■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→Saku Yanagawa(スタンダップコメディアンが見たアメリカ最新情報)
宇多丸さん:しゃべり界のメジャーリーグに挑む野茂
11/2以来四度目の出演。前回は大統領選前日だった。
<もうそんなに経ったのか……>
トランプ支持者議事堂乱入
議事堂乱入という前代未聞の事態を経て敏腕コメディアンもジョークに出来ていないのが現状。911直後のような感じ。
国の根幹たる議会制民主主義が揺らいだ。
クリス・ロックも軽いジャブ程度のギャグしか言えていない。
外国人たる自分も決して他人事では無い。
領事館から外出自粛の連絡が来たり。
シカゴでは暴動は起きていない。
医療関係者から始まったワクチン接種。Sakuさんの身近な人にも摂取してきた人が出て来た。
スタンダップコメディの聖地シカゴだが大統領選の前に劇場が閉じ、舞台に立つ回数が減った。
大統領選の勝者を発表する役割のマイク・ペンス副大統領に対して選挙結果を覆すようにトランプ大統領がブチ切れ。
Twitterで支持者に「議事堂に集まれ!」とツイートし、死者五人を出す騒ぎに……
議事堂に星条旗を掲げた暴徒が乱入する、議事堂で議長の椅子を窃盗してきた人物がeBayで売って逮捕された事件も……もう滅茶苦茶。
白人層が多いとされたトランプサポーターだが、Sakuさん行きつけのベトナム料理店の店長も議事堂に駆けつけていたらしく、店を特定されて閉店に……
シュワルツェネッガーのTwitterのように励ますスピーチが受容されている風潮。
トランプのTwitter永久凍結
SNSで情報発信を繰り返してきた大統領がSNSに見放された象徴的な出来事。
宇多丸さん:トランプ支持者からしたら「ほら見ろ!奴らは自由を封じてる!」となるのでは?
Sakuさん:陰謀論は強まってるかも。
SNSは同じ意見の人が集まりやすいので。
就任式を目前に控え、ワシントンDCは他州からの流入を防ぐ施策を講じている。
トランプは史上初となる二度目の弾劾訴追を受けた大統領。
「俺は歴史に名を残す」と言い続けてきた彼だが、本当に名を残す結果に……
就任式に出ないことを宣言したトランプに対してバイデンは「それはグッドニュースだ」と。
分断を癒す大統領としてバイデンは大人し目の就任式を行うのでは?
発言を忘れないかな、「マラーキー」という発言を連発しないかなと言う点にSakuさんは注目。
3/15に書籍発売!
『Get Up Stand Up! たたかうために立ち上がれ!』1,650円。
帯は宇多丸さんとデーブ・スペクターさん!笑
『Death to 2020』
Netflixのウソドキュメンタリー。
サミュエル・L・ジャクソンのような大物も出演。
死者も出てギャグにすら出来ない今の状況からすると本作すら牧歌的。
劇中に出てくる爆笑の「トランプ論法」は日本の政治家も使うのらりくらり論法だなと宇多丸さん。
■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ DJシーザー(アニソンmix)
■19:40~19:55頃
「新概念提唱型投稿コーナー」枠→ ザ・ファーストマン~宇宙で初めてコレをやった~
タカキ:小学生の頃から「俺だけが冷やご飯の美味しさに気付いていたんだ!」と思っている。
RN:ソウル魂さん
先日大量のマックで自作ビッグマックを作ったKさんのエピソードを聞いて思い出した。
自分の友人の名前もK。
ストロング系飲料の流行る前に「ストロング化」に注目していた友人の近藤君。
原液の方が多いくらいの勢いでカルピスを作ったり、ソウル魂さんの頼んだコーヒーについてきたガムシロップを自分のコーラに追いシュガーしたり、店員に怒られるほど回転寿司のお茶の粉を入れすぎたり……
ストロングスタイルなその食生活をして友人達からは「ストロング近藤」のあだ名で。呼ばれていた。
今巷に溢れるストロング系アルコール飲料はソウル魂さんの友人のストロング近藤さんから取られてつけられた名称なのでは?
なお、ストロング近藤さんは食生活が祟ってか体調を崩されたらしく、今はこんなストロングスタイルな食生活は営んでいない模様。
宇多丸さん:学生の頃自分はドリアの一面が赤くなるくらいにタバスコをかけて食べていた。
一口食べて白い御飯が出て来たらまたタバスコをかけて……と繰り返していた。
タカキ:自分は七味をかけすぎて、スープの最期の一口を飲もうとして後悔することが。
宇多丸さん:タバスコが合うのはクリーミーなもの。パスタなんかでもクリームソースにはよく合う!
■20:00~20:45頃
「ビヨンドザカルチャー」→ 西寺郷太の邦楽スーパースター列伝~船山基紀のジャニーズワークス編~
ニッキさんとの特集が番組歴代最多投稿数、で今なおメールが届き続けている。
船山基紀さんは歴代2700曲数。
小室さんに次ぐ歴代2位の楽曲数。
洋楽スーパースター列伝で扱った80'sリズム関ヶ原。日本における両軍の将的なポジション。
宇多丸さん:編曲は作詞、作曲以上に時代について行かねばならない。
それなのに今日に至るまで活躍を続けていると言うのが凄い。
西寺産さん:代表的な仕事はジュリーの『勝手にしやがれ』は26歳の時。
驚くべきこと。
西寺さん:「編曲」という仕事はどんな仕事?
世界的には「作曲家」に5〜10人くらい名前が並ぶと言うことが当たり前になりつつある。
どこまでが作曲でどこからが編曲かという所は曖昧。
本人は特段歌謡曲に思い入れがあったわけではないが、なまじ能力が高すぎたために業界で重宝され、歌謡曲の編曲に
中島みゆき『時代』24才
『とんでイスタンブール』堤恭平さんもいて仮面舞踏会と同じメンバー。
『とんでとんで』、クリスタルキング『大都会』
五輪真弓『恋人よ』当時異例の40秒以上のロングイントロ。これは船山基紀さんの編曲によるもの。
『お嫁サンバ』当時歌うことに難色を示していた郷ひろみだが、後にエンターテインナーとしてのターニングポイントだったと述べている。
中森明菜『スローモーション』
とんでもなく歌がうまくて驚いたとのこと。
稲垣潤一『ドラマティックレイン』
80年代代表曲。
湯川れい子さんから西寺さんが直接聴いた話。
歌詞は秋元康。作曲は堤恭平さん。
湯川さんも歌詞を頼まれていて、三人でコンペで競い合った。
秋元康が新進気鋭という時代。
LAでオフつった大御所の湯川れい子さんにレコード会社の人が謝罪に来た。「新人の歌詞を採用することにした」
曲を聴いた湯川さんは「参った」と良い、秋元康の歌詞の採用を認める。
船山さんはこの時期日本の歌謡界から離れてアメリカでインプットの時期にした。
堤恭平さんにそれを告げると「新しい人に取って代わられるよ」と言われた。
しかし船山さんはアメリカでフェアライトという新たな武器をゲットしていた。
日本に持ち込んだ二人目と言われている。
日本にプログラミングミュージックを根付かせた張本人。
KinKi Kidsの『ジェットコースターラブ』やTOKIOの『宙船』なども船山さんの仕事。
TOKIOの長瀬君は自分で意見をどんどん出して来るということで、船山さんのTOKIO評は非常に高い模様。
宇多丸さん:今の音楽シーンをどう見ているんだろう
西寺さん:堤恭平さんはご存命だったらビリーアイリッシュ等を聴いているイメージがある。
船山さんはご自分のベースにあるジャズのようなゴージャスな音楽がやっぱり好きな気がする。
<音楽シーンに疎い自分でも馴染みのある曲ばかりで非常に驚いた。
2700曲に及ぶ船山さんの多作のなせる業だろう>