■18:00~18:30頃
「オープニング」→最新カルチャートピックス
宇多丸さん、昨日やっと2020年にM-1を視聴。
ウエストランドの「女性の言うGAP萌えは良いところと良いところの掛け合わせだから!」というネタに今更ながら関心。
2019年はM-1リアタイも出来ず録画もしておらず、CMで当たり前のように使われるぺこぱやミルクボーイにはてな?と疑問符。
「一番のカルチャー被害者は俺だからね!」
遅れて給食を食べたという宇多丸さん。2020年に一人だけ取り残されていたけど追いついた笑
宇垣さん:何度見ても面白いですからね
宇垣さんカルチャー接種。
『野球少女』女性プロ野球選手の映画。3/5上映の、韓国映画。映画秘宝の方々から進められた作品。
『ソウルフル・ワールド』
どちらもお母さんが主人公に「現実を見なさい」という物語。「そうは生きたくないの!」という宇垣さんの心の叫び。
宇垣さん:自分は何の館を通ってこの世に生まれてきたのやら笑
ドラマ版が好評だった『心の傷を癒すということ』の映画版が上映決定。
阪神淡路大震災に関連した映画と言うことで神戸市出身の宇垣総裁には刺さる部分があった模様。
■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ 藤津亮太(アニメ評論家/1月開始の注目アニメ)
選出に困っていたところに『PUIPUIモルカー』が入ってきてしまった!笑
『マイリトルゴート』の見里監督という前提で観ると意外なほどソフトな作風!……に見えて結構監督らしい毒っ気が……!
宇多丸さん:国産パペットアニメとしては久し振りの話題作なので、ストップモーションアニメファンとして嬉しい!
藤津サン:1月は団子。
ゆるキャン△、のんのんびより、転生したらスライムだったけん、バックアロー、
未知数にかける意味で
SK∞ エスケーエイト
スケボーの同好の士が集まってきそう闇スケボーレース「エス」を描く。頭文字D的な味付け。
監督はFree!などで知られるうつみひろこ監督。
おうこうちいちろうさんが組む注目作。
宇多丸さん:響きだけ聞くと化粧品みたい笑
ワンダーエッグプライオリティ
脚本家野島伸司さん。
ドラマ家なき子等で着られる監督がアニメ監督を務めると言うことで注目。
野島監督は寓話的な作品が多い印象で、割と残酷な話を描く。ファンタジックな中に現実の残酷さが見える。
作品で描かれる「タマゴ」のように、割ってみないと中身が分からない作品。
宇多丸さん:アニプレックス面白い作品作るなぁ〜
原作者から
ケモノ事変
宇垣さん原作大好き。
藤森雅也監督が久々に監督を務める。絵本のお前美味そうだなを初監督した。
2017年のかいけつゾロリの劇場版が最新の作品。
演出の仕方によってはホラーっぽくなりかねない題材を凄く上手く書いている。追い掛けるのが楽しみな監督。
一話だけで一本の作品として成り立つくらい上手く纏まっている。
お知らせ:
2/19書籍『アニメと戦争』発売。
富野監督に帯をお願いしたが、オビラー仕事でも富野節が……!
カルチャーニュースについて
僕こと借りぐらしのナヲトッティの投稿読まれる。
安彦良和先生に日本アカデミー賞特別賞が授与のニュース!
■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ キュウソネコカミ
■19:45-19:55頃
「新概念提唱型投稿コーナー」→何かが始まる音がする~YOKAN~
コーナースタート時の音楽が合唱曲「予感」じゃなくキュウソネコカミの曲になってる!
人は考えるASICSさん
5年前自転車での日本一周旅の途中。
旭川で他の宿泊客とBBQするけど参加する?ときかれた。
参加していたオーストラリアからの観光客エヴァと意気投合して翌日美瑛などを観光。
5日間の北海道旅行をして再び戻ってくると聞き、5連泊延長でエヴァが帰ってくるのを待つことにした考えるASICSさん。
5日後の再開を喜んでくれるエヴァ。
思いを伝えようと思っていたが、エヴァのfbを見てみると彼は故郷に約束を交わした相手がいる模様。
打ちひしがれ、その様子を宿主に気づかれる。
思いだけを伝えた方が良いと言われるも伝えられず。
電車に乗った彼女の目には大粒の涙。
それを見て「幸せになってください」とだけ伝え、発車のベルが鳴り彼女は旭川を去って行った……
■20:00~20:45頃
「ビヨンドザカルチャー」→中国アニメ、気づけばスゴいことになっていた特集 by ちゃに丸 (ブロガー) 、劉セイラ (声優)
中国アニメ紹介ブログ「中国アニメブログ ちゃにめ!」を運営するちゃに丸さんと、中国と日本を股にかけて活躍するバイリンガル声優劉セイラさんを掛け合わせれば最強の特集になると言うもくろみで選出された二人のゲスト。
劉さんはハガレンを観て声優を志した。
ハガレンのエド役を演じる朴 璐美の存在を知り、「日本語ネイティブじゃなくても日本で声優が出来る!」と思い志した。
朴 璐美さんは日本生まれで後に帰化した方なので実はその認識は誤りだったと知ることになる笑
中国におけるアニメ史
アートアニメが作られていたが文化大革命でアニメ制作が中断。
その後は安価に輸入された公式に日本アニメが放送されていた。80〜90年代は聖闘士星矢やセーラームーンなど。
劉さんの実感ではスラダン、コナンが大人気。
00年代に潮流が変わる。中国政府による国産アニメの興隆。脱日本アニメの流れ。
公費を投入してアニメ制作を支援。
国家の政策でゴールデンタイムにおける外国産アニメの放送を禁じる施策も……
国策であったがゆえのマイナス面
補助金が「時間×お金」という形だったため、時間引き延ばしだけの質の低いアニメも量産されることに……
国策としてお上の意向に沿ったアニメばかりが作られることに(時代劇、寓話?)。日本の自由なアニメに触れて育った世代は物足りない……webに主戦場が移るようなことも。
webではflashアニメが隆盛を極める。
2010年代 1年単位で進化し続ける中国アニメ
10年代初頭、アニメーション作品制作本数で日本を超える。
補助金目的で作られた作品もまだまだあった時期。
高品質作品を作りたい中国クリエイターはこの時期にもwebに移る流れが強かった。
自主クリエイターに影響を与えた日本のアニメ作品が『ギャグマンガ日和』。
同人活動として吹き替えてwebアップしていた声優が今や一線級で活躍中。
ロシャオヘイ戦記出演者もここにいた人多数!
中国版ボーカロイドが出現するのがこの時期。
中国版ボーカロイド第二弾に声を充てているのが劉さん!
2010年代後半
政府による補助金の廃止。
その後巨大企業による資金投入でクオリティアップ!
10年代後半の中国内映画産業の拡大に伴い、劇場版アニメも大躍進!
TVアニメは子供向け、webアニメは大人向けと言うようなザックリとした分類が出来るかと。
2017〜18年に「アニメ=日本」という認識が改められる流れに。
そしてロシャオヘイ戦記へ。