映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

1/21(木)アトロク 734回

■18:00~18:30頃
「オープニング」→最新カルチャートピックス/フリートーク

昨日の水曜日のダウンタウンのドッキリ企画にかかった宇内さんについて。

 

宇多丸さん:(世を忍ぶ仮の姿、などのワードに対して)これほど皆が「乗る」人も珍しいですよね。

少し気を抜けば仮の姿を観られてしまいそうな者だが、毎週顔を合わせている宇内さんも仮の姿を知らないという徹底っぷりは凄い。

 

宇内さんは「業界人の集まる喫茶店」という説明で雑誌インタビューに応じていた。

店に入った瞬間に革ジャン姿のデーモン小山却下 を見付け、即座に宇内さんは「あの人業界人っぽいな」と目を付けていたことも相まってまんまと引っかかってしまった。

 

宇多丸さん:(リスナーメール似合わせて)「だってLINEのアイコン土俵ですよ?!」という反応がコーナーのオチになっていた。宇内さんらしい反応。

 

宇内さん:YouTuberデビュー直後でインタビューを幾つか受けていたから全く違和感なく……

そんな時にテレビカメラ5台が突入してきてビックリ。

「なんのせつだとおもいますか?」と聞かれる前にに「実は、世を忍ぶ仮の姿の閣下に出会って……」と答えてしまっていたため、「テレビアナウンサーなのに直ぐに情報を漏らしちゃう人だと思われた!」と焦っていたとのこと。

 

宇多丸さん:アフター

宇内さん:シックス

宇多丸さん:ジャンクション!

 

小山内さん:(アイコンが土俵という)スタッフ側の仕掛けに気付いてそれを拾う機転の良さ!

 

宇多丸さん:放送で絡んでいても頭の回転が早いと思っていたので、それが活きた。

反応も表情も良かったのでこれから仕事増えたらどうする?

 

宇内さん:仕事の管理をしているのは堀井美香アナウンサー。

堀井さんから「このインタビューは是非受けた方が良いよ」と言われて受けた。ある高尚な雑誌からのオファーという体だった。

ドッキリ企画後にすぐに堀井さんに連絡した。

 

宇多丸さん:芸能人ならいざ知らず、宇内さんはTBSアナウンサーという会社員の立場なのに言われた仕事を受けに入ったら別の仕事が待っていたというのはどうなの?!笑

 

カルチャーニュースby宇多丸さん

バイデン大統領就任に伴うカルチャー情報。

バイデン大統領の奥様選出の22才の詩人。

アメリカにおける「詩」や「朗読」というもののプレゼンスの高さ。

 

そんな意識高い系のイベントの裏で意識低いゲーム代表格「セインツロウ」をプレイしていたという宇多丸さん。

GTAのフォロワーゲームの一つだったが、独自の味わいがあるタイトル。

 

意識が低いというか「意識がない」?笑

GTAから意識とセンスを抜いたゲームでダサさが良い。

ミニミッションが味わい深い。

 

RN:世界100周さん

ドッキリ後の閣下との絡みは?

 

宇内さん:こちらから話しかけようと思っていたら閣下の方から話を振ってくれ、詳細を聞き出してくれた。

 

公開延期の続いている『007 NO TIME TO DIE』。配信サービスへ利権を売ることを模索するも、書く配信サービスから提示された買取額が製作側の考える半額にも満たない額とのこと。

配信サービスは儲かっているはずなのに、007新作に対する各配信サービスの期待値が低いと言うこと?

 

■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ 松田泰明(ゲームセンター「ニュートン」社長/コロナ禍とゲームセンター)

緊急事態宣言を受けたゲームセンターの実情。

<松田泰明さんのこと「松田優作さん」と宇多丸さん言っていなかった?笑>

 

飛沫対策、検温、消毒などやれることは対策。

ゲーセンはプレイヤーが筐体に触れるので、プレイを終えた筐体を全て消毒。

スタッフの仕事量は3倍ほどに……

 

常連さんに「来てね」とも言えない状況。

緊急事態宣言開けに再開したときは久しぶりに来たお客様と「ただいま」「お帰り」といった感じ。

 

eスポーツの大会も中止に。

オンラインイベントは参加者が大変増えた。

が、寂しい。

オフライン特有のガッツポーズやハグし合ったりと言った光景が見られない。

 

ゲーセンのイメージを良くしたいという思いがあるため、20:00の閉店という方針には従っている。

また、2店舗経営している内の1店舗は夕方から深夜までの営業を売りにしていたが、17:00〜20:00の営業時間なら開けていても仕方がないと平日は閉じることにした。

ゲーセン経営以外も仕事がある松田さんは何とかなっているが、ゲーセン経営のみという方はかなり苦慮している。

 

また、ゲーセンは開業に辺り風俗営業の許可を得る必要がある。

風俗営業の店舗は様々な助成の対象外になっており、それも腑に落ちない部分が……

 

宇多丸さん:「夜の町」とか、その辺お上は蔑視しているのでは?

 

ゲームセンターを忘れて欲しくないという気持ちが強い。ゲームセンターならではのイベントは打ち出していきたい。

ゲームセンターに育てて貰ったのでこの「場」を残したい。

顧問税理士からも「赤字店舗は閉めましょう」とプレゼンされるが、ゲーセンがあるからこそ取れているイベントもある。

ここにしかないゲームもある。

絶対に残したい文化基地。

 

宇多丸さん:後世に残すべき文化的アーカイブのようなもの。今後公的補助が入ってもおかしくないくらい!

 

■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ バナスタサウンズ(バンダイナムコ・サウンドチーム)

 

 

■19:45-19:55頃
「新概念提唱型投稿コーナー」枠 → Spotify presents ラジオ、できるかな?

Japan Podcast award2020が先日あった。

第二回目。

このコーナーで取り上げた『営農とサブカル』も「ベストサブカル」部門にノミネート!

『別冊アフター6ジャンクション』もノミネートされてるけど、プロのもので無いのにノミネートされてるなんて凄い!

3月結果発表!

 

未来のポッドキャスター紹介。

メールは9月21日に届いていたが聴いていたらファンになってしまった橋P。「世間に知られてしまう!」と橋Pが思って今まで紹介せずにいた。

 

会社の同僚と音楽ユニットを組んでいる。

このコーナーを聴いてポッドキャストを始めた。

『LIMKOSの5分ラジオ』

LIMKOSの5分ラジオ

三人のバランスがとにかく良いとのこと。

インパクトのあった初回を紹介!

 

マジメ人間系三人組リズムユニット。

LIMKOSというユニット名はとある過激なサイト名を逆さから読んだもの。

 

異例の二周連続取り扱いということで、来襲も扱うとのこと。

 

■20:00~20:45頃
「ビヨンド・ザ・カルチャー」→ ベストジャズ2020 by 柳樂光隆 (JAZZ THE NEW CHAPTER)

ジャズシーン最前線特集。

21世紀以降ブラックミュージックとの結びつきにより急速な変化を遂げてきたジャズシーン。

門外漢にも届くようなアーティストも生まれ続けているジャズシーンを学ぶ特集。

 

ジャズシーンを追い掛けるMOOK Jazz The New Chapterがvol.6まで出ている。

 

ロバート・グラスパーなどは「オバマ政権下のジャズ」というような感じがする。ジャズは世相に大きく影響を受ける音楽だと言うことが出来る。

 

トランプ政権下では内省的、ダークな雰囲気の曲が多かったというのが柳樂さんの印象。

 

『Quest For Coin II』

https://m.youtube.com/watch?v=lcE7fp2nK-c

イギリスがとても元気、とのこと。

 

イギリスのシーンがアメリカとコネクト。

ロンドンのシーンがシカゴと繋がる流れが今ある。新しい交流が生まれている。

 

ポストロックの人脈、イギリスのハイブリットな思想が合致した。

シカゴはNYやLAとも違う独特の空気感。

 

Alabaster Deplume 『Song of the Foundling』

アルバムタイトルは中国人の名前のような感じがするが、日本人にも馴染みのある曲調の要素も有り……

非西洋的な要素を取り入れるのが流行ってる。

 

 

「スピリチュアルジャズ」というブーム。

「自分は土星人だ」と主張するサン・ラーさんというレジェンドがいたが火星に帰った(死去)。その弟子達が新譜を出している。

Sun Ra Arkestra『Satellites Are Spinning / Lights on a Satellite』

フェスでの評価が高いらしい。

 

 

ジャズとヒップホップの組み合わせで一番宇多丸さんに聴いて欲しかったアーティスト。

Kassa Overall 『Find Me(feat. J Hoard)』
宇多丸さん:ヒップホップの中の音楽的な部分を取り上げて素敵に仕上げる方向性は今までもあったが、ヒップホップの音楽的に「壊れている部分」を抽出している方向性が新しい。

「即興性と切り貼りの音楽のスリリングさ」

 

Maria Schneider 『CQ CQ, is Anybody There?』

暗くて思い感じ。

ジャズのビッグバンドとラージアンサンブルのカリスマ。

ジャズとクラシックの両方でグラミー賞を何度も受賞しているという大者。

最晩年のデヴィッド・ボウイとコラボしたところ彼の影響を受けすぎた。

 

モールス信号=インターネット以前のデジタル情報を表している曲。

美しい世界観の曲しか作っていなかったがディストピアミュージックを作るまでに変化。


Nduduzo Makhathini『Umeyalez’oPhuthumayo』

「南アフリカのジャズが来る」と言われている。

イギリス植民地だったこともあり、イギリスのジャズを語るに当たって南アフリカの存在抜きにしては語れないと言われるほど。

ブルーノートが南アフリカのジャズミュージシャンと契約したというトピックスも。

 


Ted Poor『 Only You(feat. Andrew D’Angelo』

 

特集を終えて

宇内さん:ジャズと言えばサックス、ピアノと言ったクラシックなものしかイメージが無かった。

特集を聴いて「こんなジャズもあるんだ!」と発見があった。