■18:00~18:30頃
「オープニング」→ 最新カルチャートピックス
実況では無くディレクター業務を実施したクマス。
人手が足りないときに起用されることもあれば「アナウンサーの気持ちはアナウンサーが一番分かる」ということで起用されることも。
コロナ下で取材に行くアナウンサーが減っていることもありサブにつく。
アナウンサー業務は視野が狭まりがちなので、全体像を俯瞰する必要のあるディレクター業務は視野を広げることにも繋がる。
宇多丸さん:おじさんも週末仕事してきましたのでその話も。
アフター!
クマス:シックス!
宇多丸さん・クマス:ジャンクション!
効果:ヒヒ〜ン!(馬の嘶き)
宇多丸さん:保坂さん……手数……
宇多丸さん:コロナ下で開かれたMTVアンプラクドとしては初、また無観客での実施も初の試み!
大量のメールが届く
エメルソンさん:良いとは聞いていたがこれほどとは!
小山内さんが全曲泣いたというのも納得。
セトリも最高!
今までのライムスターのライブの感動とは異なった感動。
宇多丸さん:4/28にパッケージ版の商品化も決定!
更にアルバム化も検討中。
90分のライブだったが60分に短縮。良いパフォーマンス盛り沢山なのでパッケージ版も是非!
B boyズムはパッケージ版には収録されないため、テレビ放送バージョンのみのお楽しみ。
かずたけさんがポップライフを好きすぎて、音声解説なのに喋ることが出来ないと言う事態に。
アンプラクドは通常普段やっていることから引き算的に要素を減らして行うことが多い。
しかしライムスターはもともと1DJ2MCという最小ユニットなのでそれがない。
全曲全員がクリックを聴いていないという珍しいパターン。
少なくともバンドマスターのみクリックを聴いているというのが普通。
アツい曲は自然とテンポが上がったり。
「打ち込み音楽と生音楽の出会う瞬間を打ち出したかった」と熱く語る宇多丸さん。
『キングオブステージ』でも技術論は沢山論じたが、「生バンドバージョンでもう一冊出せるね」というくらい充実の副音声。
“Future is gone”のみMTVアンプラグドの日本ページで公開中。
「観客ゼロの方が却って満席の観客席が“見える”よね」など、そんなトークも満載。
宇多丸さんのおすすめはザ・サウナという曲。
「夢の島」は限界までテンポアップして演奏。ウッドベースで早弾きは非常に困難。このメンバーだから実現できたこと。
MTV Unplugged: RHYMESTER | MTV Japan
SET LIST
楽曲一覧
01. 午前零時 -Intro
02. ONCE AGAIN
03. Future Is Born
04. Back & Forth
05. 梯子酒
06. ザ・サウナ
07. グラキャビ
08. POP LIFE
09. グレイゾーン
10. ザ・グレート・アマチュアリズム
11. 耳ヲ貸スベキ
12. It’s A New Day
13. The Choice Is Yours
14. カミング・スーン
15. ゆめのしま
16. B-BOYイズム
■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ 吉田豪
宇多丸さん:その後clubhouseどうですか?
吉田さん:明らかに有名人は減りましたね。
ジブラさんと般若さんが話している部屋に入っジブさんさんが明らかに泥酔。
スピーカーとして担ぎ出され「インタビューしてよ!」と無茶ぶり
■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→夏川りみ
■19:40~19:55頃
「新概念提唱型投稿コーナー」枠→ イキり・ゲンドウ
おすすめグラビアアイドル
牧野真莉愛さん
https://instagram.com/maria_makino.official?igshid=tmdgupkf526y
モーニング娘。メンバー。
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■20:00~20:45頃
「ビヨンドザカルチャー」→ 西寺郷太の洋楽スーパースター列伝「カーペンターズ」編
「カーペンターズについて郷太君と話すの初めてかも」という宇多丸さん。
リズム関ヶ原とも関係してくるんじゃないかと睨んでいるとのことで期待の特集!
宇多丸さん: 付き合い長いしありとあらゆる音楽の話をしてきたけど、カーペンターズの話なんてしたことないよ?
西寺さん:洋楽スーパースター列伝は来日公演に合わせてそのアーティストを特集してきた。
コロナ禍で訪日するアーティストがいなくなってしまったこともあり、今しかできない特集ということで本日実施。
日本ではThe Beatlesに次いで2位の売り上げ数を誇る海外アーティスト。
申し分ない実績を誇りながらリアルタイムで正当に評価されていなかったのではないかというこのアーティストに西寺さんが迫る。
リチャード氏来日時にインタビューをした。
西寺さん:お父さんが今はお寺の住職だが以前英語教師。(祖父が生きている頃は祖父が住職。)
カーステレオで洋楽をよく聴いていたお父さんの影響聴いていたし、家でもカーペンターズがよく流れていた。
宇多丸さん:BGを聴いていると幼少期を思い出す。
西寺さん:ベストアルバムは200万枚売れている。日本にとっての「国民的洋楽」と言える。
ウォーターゲート事件で忌み嫌われたニクソン大統領に「若いアメリカ人の象徴だ」と言われたことが後に却ってマイナスイメージに。
多く流通したアーティストであるにもかかわらず、レコードショップでレコードがあまり見当たらない。
店頭に並ぶやいなやすぐに売れてしまうから。
何故カーペンターズは素晴らしいか。
妹のカレン・カーペンターが優れたドラマーだから。
リズムの「画素」が優れている。元から4K、8Kのようなクオリティ。
完璧主義者の二人。特に兄リチャードは47回同じ部分のコーラスを取り直した伝説が残っている。
兄……1946年10/15生誕。
妹……1950年生誕。
兄は4歳時に百科事典9の音楽知識を備える。周囲から神童の名をほしいままにする天才少年。
レコードコレクターの父の影響もあり、音楽を吸収して育つ。
妹はスポーツ少女で活動的。
寒冷なコネチカットから南カルフォルニアに引っ越し。
スポーツへの興味を無くした妹はドラムに恋をし、音楽活動を中心に据えていく。
3ピースバンドなどを経て1968年、兄妹ユニットとしてザ・カーペンターズを結成、レコード会社との契約をする。
ビートルズのフォロワーというような評価もあったが、実際1stアルバムにはカバー曲も入っている。
2ndアルバムで大爆発し全米1位を獲得する。
同じ人が多重録音することで「音の壁」のようなコーラスを実現したのが“Close to You”。
この曲で前出の47回録音の伝説が生まれた。当時はピッチを揃えるための機械などもないので、レコードを繰り返すことでこれを実現した。
機械的・マシン的なアプローチ。
宇多丸さん:マシン軍の登場する遥か前にそのテイストを出していたんですね!
郷太さん:We've Only Just Begun流したいけど飛ばします
宇多丸さん:一番好き!
郷太さん:流します?無理か。
“Top of the World”が流れる
2010年代にダフトパンクが目指していた音楽感・リズム感をカレンが既に表現していた、と西寺さん。
32歳の若さで亡くなってしまったが、存命だったらどんな音楽を残していたのだろうか。
カレンのリズム感は生きていたら1980年代の機械的な打ち込みにシームレスに繋がっていたであろうことが分かってもらえたかと思う。