■18:00~18:30頃
「オープニング」→ 最新カルチャートピックス/フリートーク
本日はスタジオに来ている宇多丸さん。
先週に引き続き?
心地良い風が吹いて気持ちのよい気候の本日。
が、風が嫌いな日比さん。花粉症については認めていないとのこと。
宇多丸さん:週末はドキュメンタリー攻め。明日3.11に合わせたドキュメンタリーをアジアンドキュメンタリーで観た。
そういったはなしをチョロリとして、初めて宜しいでしょうか?
日比さん:もちろん
宇多丸さん:アフター
日比さん:シックス
宇多丸さん・日比さん:ジャンクション!
宇多丸さん:今後も緊急事態宣言開所されてもリモートはこの番組に関しては実施していこうかな。
日比さん、最近はどうですか?
日比さん:『あさチャン!』終わってから本を読んだり映画を観たり、余裕が出て来た。
シーサイドスクワッドさん
本日MTVアンプラグドのライムスター特集が再放送。
録画データ消失に備え再視聴予定。
宇多丸さん:B-Boyイズムのみは商品にも収録されないので是非!
MTVアンプラグドが終わったので週末はゆるりと。
『星の王子ニューヨークへ行く2』が配信開始されたので観てみたりしたが、しょうもない話なので割愛。
惰眠を貪っただけの週末にしたくなくて勉強も兼ねてアジアンドキュメンタリーズを観た。
明日ばんのさんにお越しいただく。
それとは別に鑑賞したのがミャンマー関連の映像。
「報道されるレベルの情報しか知らないな」と思い鑑賞。
以前『ビルマVJ』というドキュメンタリーを紹介したが、情報が少し古い。
2019年『軍事国家ミャンマーの内幕』というドキュメンタリーがあり、今回の騒動の直前までを描いている。
アウン・サン・スー・チーさんの父親が独立を勝ち取るまでを描いている。
一党独裁体制からどうやって統治機構を移行するか。
日本においても無関係ではない。
軍部が政権を維持しやすいように巧妙に憲法にも規定されている。
軍部が「憲法を守ろう!」という皮肉めいたことも。
軍部は事前調査で余裕な姿勢で選挙に挑むも、予想に反してNLDが大勝してしまう。
伝説的な軍事家である父を持つスー・チーさんは軍部とも通じる言葉を持つ者としてミャンマーの軍事政権下で孤軍奮闘していた。
しかし少数民族に対して積極的な一手を打てないでいたスー・チーさんに対して国際社会の言葉も無責任だったのではないか。
ドキュメンタリーを観ただけでミャンマーの全容が分かったわけではないが、理解の鳥羽口として最適だった。
『黒魔術の潜む国』という書籍も是非!
リスナーメール
三毛猫電力さん
「震災と高校演劇」特集に寄せて。
東日本大震災時に高校演劇をやっていた当事者として非常に力のこもったメール。
■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ トリプルファイヤー・吉田靖直(エッセイ『持ってこなかった男』)
「等身大より低めのエッセイ」刊行記念。
吉田さんは番組放送開始直後以来二度目の出演。
1987年香川県生まれ。
宇多丸さん:どうしたらそんなにタモリさんに好かれるんだろう。
タモリ倶楽部で「吉田さん特集」やってたじゃないですか?そんなことないですよ?
トリプルファイヤーが世に出てからしか知らないので紆余曲折を経て今に到っているというのを初めて知った。
読むのが辛かったけど面白かった。
掟ポルシェさんの『男の!ヤバすぎバイト列伝』と双璧を成す音楽家名作書籍!
宇多丸さん:吉田さんは人柄もあって周囲の人には恵まれている……よね?
嫌なことがあってもちょっとした褒め言葉けだで人間関係が続いていることがリアル。
この本を読んで驚いたのが、吉田さん色々覚えて良すぎじゃない?
吉田さん:多分家に帰って反芻しているから。記憶に定着しちゃう。
宇多丸さん:物事を客観視する姿勢は昔からあったんですか?
吉田さん:そうですね。クラスで面白い奴がいても「この中で芸人に達する人間はいない」などと冷静に見ていた。
宇多丸さん:吉田さんの文章の特徴で、普通はもうちょっとドラマ化するんですよ。
吉田さんはあらゆるドラマ化を拒んでいる。それが凄い。
この本を読んでトリプルファイヤーの曲、初めて理解できた気がする。
■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ なかの綾とCENTRAL
■19:45-19:55頃
新概念提唱型投稿コーナー → シアター・一期一会
■20:00~20:45頃
「ビヨンド・ザ・カルチャー」→ 震災と高校演劇 特集(TBSラジオ・澤田大樹記者 & 劇作家/演出家・工藤千夏)