映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

4/14(水)アトロク

■18:00~18:30頃
「オープニング」→ 番組を聴いててわからないこと質問回答

野暮天な連中さん

宇多丸さんの言う「千円ください」、「これは千円あげなきゃイケないなー」の由来は?

 

宇多丸さん:これは完全に僕用語。

100円頂戴といったら100円はポンと出せる額。10000円はゆすりみたいだしポンとは出せない額。

1000円はギリ出せる額。

「星野源さんすごいなー。千円ください」と言う流れで発動。

「最近のアルバム良かったですよ〜。……嫌ですね-。心底不愉快です。

努力をやめていただきたい。……千円ください」

僕らの存在があって業界に入ってきたアーティストは多くいるので千円くらい払って貰っても良いくらい。

 

星野源さんは「スーパースケベタイム」というRNでタマフルに投稿していたのを採用した。

「タマフルに出たいんですけど」と言われたディレクター。「今ラップジングル募集してるから応募してみたら?」と言ったら投稿してきた。

そして宇多丸さんは身分を隠して星野源さんの投稿してきた曲を採用!慧眼!

基本的に弱っている人では無く調子良い人にかける言葉。

 

宇多丸さん:皆さん、日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

(アフター!の、口火を切ることについて)

 

日比さん:1000円くれたら言いますよ。……違う違う笑

 

宇多丸さん:使い方に気を付けていただいて。アフター

日比さん:シックス

宇多丸さん・日比さん:ジャンクション!

 

宇多丸さん:「解像度高杉晋作」!

企画説明の第一人者、構成作家古川さんより企画説明。

 

古川さん:文房具解像度高杉晋作でございます。

ある分野への解像度が高すぎるが故に、例えば車に詳しい人が「この映画の時代にこの車が走っているのはおかしい」というように歪みが浮かび上がってしまう。

 

宇多丸さん:これは番組でずっとやって来たこと。

先日のジョンさんの農業という視点でのサブカル評はその一例。

安東弘樹はガンマニア。銃の描写のリアリティを欠いているとそれだけで「クソ映画」判定。

よって「あの『ダーティハリー』とかいうクソ映画あるじゃないですか」と切り出す始末。これがアンディによる解像度高杉晋作。

自分のジョナ・ヒルの『ミッド90's』の映画評でめんとりさんから寄せられたのが「この時代にこの車が走っているのはおかしい」と投稿が。

駒込のおじさんから『燃ゆる女の肖像』評で「あの絵は全然上手じゃない」という意見が寄せられた。

『サイタマノラッパー』で宇多丸さんはラップの表紙とリリックがマッチしていない、これは映画として致命的ですよと評した。

 

日比さん:ありますあります!私はアナウンサー描写高杉晋作。

現場からのリポーターの声、ラジオ音声など気になる。

『万引き家族』は局アナが言っていると思う。あれは良かった。

逆に「鼻濁音」になっていない声を聴くと「舐めてんのか」となる。

ただ、これは言い過ぎると「面倒臭いやつ」と思われてしまうと思って今まで言えてなかった。

 

宇多丸さん:そんなことないよ。

多くの人がもっているのが「方言解像度高杉晋作」。

これは無意識にやっている人が多い。

あと『騙し絵の牙』の銃トークはそうじゃねぇだろ!と思ってしまったり

 

古川さん:来週話しますが、「勝手に震えてろ」が文房具映画として如何に優れているか。

ファーストカットから完璧すぎて「ただの映画ではない」と感じた。

自分が何の高杉晋作なのか、そしてどの作品のどこが良かったか悪かったかを書いて来週送って下さい。

 

■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ 片桐はいり

キネカ大森でもぎりさんをやっていたがコロナ下でもぎれていない。

今は消毒さんになってる?

 

 

 

■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ OSTEOLEUCO

 

 

■19:45-19:55頃
新概念提唱型投稿コーナー → シアター・一期一会

 

 

■20:00~20:45頃
「ビヨンド・ザ・カルチャー」→ 鳥獣戯画の謎 ~美術にまつわる定説を疑う~ by 松嶋雅人(東京国立博物館)