映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

11/8(月) アトロク秋の推薦図書月間2021

11/8(月)

宇多田さん:吉田さん毎月勧めまくってるじゃないですか笑 それが仕事だろっていうね笑

 

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18:30〜 プロ書評家 吉田豪さんの推薦図書

『昭和プロレス禁断の闘い〜アントニオ猪木ストロング小林が火をつけた日本人対決〜』福留崇広

 
 
 
 
 
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吉田さん:数々の矛盾をいちいち関係者に直撃する恐ろしいプロレス本

宇多丸さん:吉田さんの介する本は何かしら恐ろしいところがあるんだけど……

 

ストロング小林さんは脊椎損傷のため治療中。本人は当初取材を拒んでいたが、治療に携わる妹さんが「プロレス界にストロング小林あり」ということを残してほしい、と認めてくれた。

 

吉田さん:当時、日本人対決はタブー視されていた。トップ選手同士は「負けられない」という気持ちがお互いに強く、初めての日本人対決に及んだ選手は潰されてしまうことに……

プロレスは単なる真剣勝負でもなければ単なる八百長でもない非常に難しい。

 

吉田さん:プロレス界の武勇伝なんかを本人に聞きに行って明らかにしていく。「そこのファンタジーを明かすの?」という感じ。何度か読んでて"ウワッ”って声が出ました。これ言うんだ、こう言うことをはっきり言っちゃうんだ、と。

 

クマスによる引用読み:猪木の妻・倍賞美津子をタイガージェットシンが襲うと言う事件があり、大変な騒動になったと伝えられているが、当時は東スポくらいでしか大きく扱われていなかった。

 

宇多丸さん:プロレスはファンの間の「言わぬが花」というのを明らかにしていくのは面白い

 

 

プロレスは全くの門外漢なので、「日本人同士の戦いはタブーだった」など全く知らない情報ばかり。

プロレスファンが信じていた情報を抜群の取材力で詳らかにしていく過程を読んでいるだけで面白そう!