映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

11/22(月) アトロク秋の推薦図書月間

18:30〜 4人組バンド・トリプルファイヤーの吉田靖直さんによる書籍紹介

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先日『ここに来るまで忘れてた。』を刊行した。

「ヒヤヒヤするほどの身もフタもなさが、いつしか詩情の域に突き抜ける、「吉田文学」の真骨頂!こんな風に世界を見ている人物と直接お会いするときは、だからいつもちょっとだけ、緊張する。」と宇多丸さんもコメントを寄せている。

 

 

 
 
 
 
 
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〜表現を少し舐めていたかも知れない〜 保坂和志著『書きあぐねている人のための小説入門』

 

宇多丸さん:「表現を少し舐めていたかも知れない」というのは吉田さんの本のタイトルでもおかしくないですね。

 

吉田さん:友人が保坂さんのことを好きで2冊ほど読んでみた。

最初に読んだのは2年ほど前、最近再び読んで「凄いな」と思った。

 

「こうやればウケる小説が書けるよ」と言うことでは無く、「小説を書く」ということの本質に触れた1冊で、自分も本を書く人間の一人として身が引き締まる思いがした。

 

 

宇多丸さんが「ありとあらゆる設定が出尽くしたこの時代に小説を書こうと思えることそのものが凄い」と言っていたが、何かを創作したいという気持ちはそれらの障壁を乗り越えるだけの力を秘めていると思う。

そしてこの本はそんな人にこそ役立つ1冊だと思った。