映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

お題:「夏物出し」〜「オアシス」の名を冠したサンダルのエイジング〜

今週のお題「夏物出し」

 

衣替えじみたことを余りしないので、「夏物を出した」というほど大それたことはないんだけど、先日サンダルを出した。

 

去年まで2〜3年ほどサンダル無しで夏を過ごして来たのだけど、気に入ったサンダルを買った去年の夏は快適だった。

やっぱサンダルって良いよね、という当たり前の事実に気付いたのだった。

 

以前はBIRKENSTOCKに興味があって学生時代から数年間購入を試みていたんだけど、「靴下を履かないまま試着するわけにもいかないよな〜」とか思って試着できない時もあったし、靴下を履いているタイミングで店舗に赴いた際にいざ試着してみたら足の裏のアーチの形が自分と合わなくて買うことを諦めた。

 

サンダルは滅茶苦茶汗をかく夏に使うアイテムなので、1〜2シーズン使ったら捨てるという使い方をしてきたんだけど、エイジングを楽しむようなサンダルとの付き合い方もありなのかなとか思っている今日この頃。

 

ふと思い出したのは以前偶然見つけて、名前に親近感を覚えた「NAOT」というブランド。

大学生の頃だったかな。映画を観に有楽町のみゆき座に通っていた時、近所の日比谷シャンテかどこかをウィンドウショッピングしていたらこのブランドを見かけて、何となく心に残っている。

 

「1942年から70年以上続く、イスラエル発の革靴 NAOT(ナオト)。
ヘブライ語で“オアシス”を意味するNAOTの靴は、
まるで砂の上を素足で歩くかのようなやさしい履き心地です。

ふかふかと柔らかなインソールは足裏に馴染み、革の風合いも個性豊かに育ちます。
共に年月を重ねることで、愛着が増していくのです。

なんてことはない日常にいつも寄り添ってくれる靴。
その靴が心地良いと、きっと毎日はもっと楽しい。
“心と体が喜ぶ一足”を見つけるお手伝いが出来ればという想いで、日々お届けしています。」

(公式HPより)

 

naot.jp

 

コロンとしたルックスのかわいさもさることながら、名前もブランドの掲げるメッセージ性も素敵で興味を持ったんだよね。

 

「まるで砂の上を素足で歩くかのような」というワンフレーズも、Disney+で『ムーンナイト』を観た今は違う意味合いを纏って僕に響く。

 

サンダルに限定しないで良いから、このブランドのフットウェアを何か一つ買ってみようかな。

足元に自分のハンドルネームと似た響きを持った「オアシス」の意味を持つブランドのアイテムがあるなんて、とっても素敵だと思うから。