今週のお題「本棚の中身」
先日のエントリで故あって上京した旨を書いたが、ついでに実家に帰省した。
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実家の自室には新築時に壁をくり抜いて作った本棚の他に、コミックや文庫本なら手前と奥に二列並べられる奥行きの棚がドシンと構えている。
一人暮らしを始めた際に書棚を新調し、実家から大量の本を持ってきた。二度の転居を経た今の住まいの本棚はもうキャパオーバーも甚だしい状態。
しかし実家に帰省して「まだこんなにあるのかよ……」という量の本が眠っていて笑った。
こちらエントリを書いたときに公開した写真にも写っているが、我が家には『機獣新世紀ゾイド』の当時品のコミックスがある。
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他にも小学生の頃買い揃えた『サイボーグクロちゃん』もある。
そんな古い付き合いの本から新しく買った本まで、僕の人生の色々な地点で出会った作品が地層のように積み重なっている。
本とは歴史の体積を表す地層であると同時に、誰かの人生の特定の地点と非常に密接に結びついた「示準化石」でもあるのだと思う。
「示準化石」という中学の理科で習った単語を今でも覚えていることにちょっと驚いた
読み返す機会も少ないからと小説は結構な数を置いてきた一方、実家を出るときに漫画を相当数持ってきている。コミックス、小説の他には、高さと奥行きが必要な大判書籍は専用のスペースに納めている。
大判書籍はサイズ的に普通の本棚には収まらないので奥行きと高さのあるスペースを備えた本棚が必須なのだ。
上の段には中古で買ったレコードなんかが収まっていたり。
天井に届く高さで屹立するウォールシェルフに書籍を並べればペイロードも増すのだが、僕は主にブルーレイを収納しているので無理なのだ。
(大量にある限定Blu-rayボックスは大抵デカくて場所を取る……)
この収納はCAINZで買って気に入っていたのに一昨年くらいに調べたら絶版になっていた。悲しい。
「本棚を公開することは恥部を晒すに等しい」という人もいるくらいなので僕も深部は明かせないぜ……
何だろうねこの感覚は。
本棚以外には抱かない感覚。
コミックスはまだ見せられるけど、小説の棚ってまず明かせないよね。
まだクローゼットの方が見せられる。