昨日(2022/06/17)のアトロクを聴いていて、19時台に“THE STORY OF FILM”という映像作品が紹介されていた。
公開されたのは2011年。誕生から120年の歴史を持つ「映画」という総合芸術について通史的に学べる一作と言うことで宇多丸さんも非常に勉強になる一作とのこと。
映画に於いてある表現が誕生した瞬間を知ることが出来るらしく、僕も滅茶苦茶観てみたい!
今劇場で“THE STORY OF FILM”/『ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行』という作品が上映されているが、この作品はもともと書籍であり、それを映像化した“The Story of Film: An Odyssey”というドラマ作品がある(全11エピソード/全編900分超)。
日本ではJAIHOという配信サービスで楽しめる。
映画の歴史を通史的に学べると前述したが、その「映画」の対象はハリウッド映画のみに非ず。
日本を初めとした世界各国の映画にも焦点を当てている。
公式HPにある監督の文章が日本愛に溢れていて何とも素晴らしい。
親愛なる日本の皆さんへ。
私は、「もしも世界で映画産業の発展を妨げるような脅威が発生したとして、たった1つの国の映画文化しか助けられないとしたらどの国を選ぶか?」と言われたら、迷わず「日本」と答えます。それぐらい邦画が大好きです!
映画を映写する際、フィルムが切れてしまうことが問題として顕在化した当時、エジソン達がフィルムをたるませて映写機にかける技術を確立。その特許を取得した。
東海岸では同技術を用いるのに特許料の支払いが必要だが、西海岸は特許料の支払いを逃れることが出来、そのことがハリウッドが映画の都として栄えた背景としてあるらしい。
この作品を観た宇多丸さんから、そんな説明を又聞きするだけで滅茶苦茶楽しい。
映画文化を愛するものであれば必見の作品のようなのでこれは時間を作って観てみたいなぁ。
原語版の書籍も欲しい!!