秋の風物詩と言えば何が思い浮かぶだろうか。
秋刀魚、栗、梨、コスモス、紅葉……
文具者にとって、それは手帳かも知れない。
多くの学生や社会人が所有しているにも関わらず、その「旬」を認識していないものといえば手帳では無いだろうか。
手帳に興味の無い人からすれば些か早すぎると感じるかも知れないが、実は9月から10月は手帳のトップシーズン。
今、loftやハンズや書店に行けば既に立派な売り場が出来上がっているのを見ることが出来るだろう。
去る9月12日はトラベラーズノートの2025年度ダイアリーリフィルの発売日。
数量限定でレザータグが付属するということで発売日に即購入した。
昨年も同様のキャンペーンが実施されているのを知り、ゆったり構えて発売から10日後くらいにオンラインで注文しようしたら「キャンペーン終了」と告知されていて大きなショックを受けたため、今年は発売日に購入すると決めていたのだ。
ブルーのタグにシルバーの箔押し。すこぶる可愛い……
ブラウンのレギュラーサイズ(TNRと略すらしいことを最近知った)はゴムバンドを外して使っているのでつける場所が無い。
同じ青い革のパスポートサイズの方に着けようかな。
ただ、パスポートサイズは営業先でノートを忘れてしまったときに使う緊急避難的な存在だから登場頻度が高くないんだよな……
せっかく素敵なタグだからもっと目に触れる回数の多い所に使いたい。どうしたものか。
最近、トラベラーズノート愛好者のブログをよく見ているんだけど、皆ノートを丸々太らせて使っていて毎日どうやって持ち歩いているのかと驚いてしまう。
僕のTNRはゴムバンドはおろか、このノートのアイコンとも言える錫のチョンマゲも外して使っている。
ボンバーマンのチョンマゲっぽいよねこれ。正確にはボンバーマンというか、初期ボンバーマンビーダマンのチョンマゲ。
挟んでいるリフィルは1冊だけ、オプションもクラフトファイルのみ。
オタクかつコレクター気質なのであらゆる趣味の領域においてアイテムは増えていくのが常なんだけど、トラベラーズノートに限ってはミニマルな運用に納まっているのが我ながら面白い。
会社のスケジュールはジブン手帳で管理して、トラベラーズノート(TNR)はライフログ的な用途に絞っている。
限定された利用法だからこそ、ウィークリーが一冊あればリフィルは必要十分だし、これに万年筆が一本あれば事足りてしまう。
暫くはこのままの運用で良いかなぁ。