映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

もっと気軽に好きと言って良いのかも知れない、と気付いた日

少し前に弟夫婦の家に泊まった。

 

シャーロック・ホームズのコスチュームを着たテディベアが部屋にいたので可愛いねと言ったら、「可愛いですよね!○○さん(弟)も私もホームズ大好きだから買っちゃったんです」と言われた。

 

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「あれ?○○(弟)、実家にいるときはホームズの原作未履修だったよね?実家出てから原作制覇したの?」と言ったら、どうやらそうでは無いらしい。

夫婦二人とも、原作は未履修らしいのだ。

 

自分の尺度だと原作制覇くらいしていないと「ホームズ大好き」は名乗れないなと思ったので、ある種のカルチャーショックを感じた。

 

僕はいわゆるオタク的な属性の人間であるため、この一件が「オタク対一般的価値観の人」という構図で生じた事象かというとそうではない。

 

弟夫婦はオタク的な趣味の結びつきによって結婚に到った二人だからだ。

 

この出来事をちゃん嫁に話したら、ちゃん嫁も僕と同じ考えだったようで、オタク的な属性の人間であっても考え方には差があるのだなと感じたと共に、人はその辺の考えが合う相手と結ばれるのかも知れないと思った。

 

頭でっかちに考えすぎていたけど、もっと僕も気軽に「大好き」と言って良いのかも知れない。

そう気付いた出来事だった。