映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

・2/8(月)アトロク 746回

■18:00~18:30頃
「オープニング」→ 最新カルチャートピックス

クマス、土日は来週のハーフマラソンの仕込み。

400名以上に上るランナーのプチ情報を仕入れたり。

ダークホースが良い位置につけて来たときのために多くのランナーの情報をストックする必要あり。

 

一方の宇多丸さんは「惰眠しか貪ってない」と自信を持って言えるほどの惰眠ぶり!笑

 

宇多丸さん:アフター

クマス:シックス

宇多丸さん・クマス:ジャンクション!

 

宇多丸さんが惰眠を貪ったのは金曜日に評した『花束みたいな恋をした』がかなり食らったから。

 

収まりきらなかった花束トークについては今週金曜日の別冊アトロクを参照のこと。

 

流行のclubhouseよりも少年隊の楽曲に夢中というクマス。

ストーンズ、キンプリの楽曲を紐解いていくと少年隊のイズムがあると感じられる。

 

RN:ゆうたろうさん

先日の放送を聴いて「少年隊懐かしいな〜」と思っていたら衝撃。

YouTubeで追い始めて今や少年隊を聴かなければ寝られない体に……

 

宇多丸さん:当時は「アイドル」として括られてパフォーマンスや楽曲の出来などについては言及されないことが多かった。

 

カルチャーメール(訃報)

さこたさん

クリストファー・プラマー氏死去。

『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ大佐で知られる。

直近では『ナイブズ・アウト』にも出演。史上最高齢で助演男優賞受賞。

 

宇多丸さん:最近益々存在感を示してきた俳優なだけに残念。

先週高橋さん紹介の『あの夜、マイアミで』を観た。

また、惰眠Day特有?の「番組に何にも関係ない作品」を観た。

先々週は『ノーカントリー』。

先週は『ヴィスコンティ』。

 

U-NEXTの熱のある映画紹介に惹かれてみた。

「オカッパの恐怖」と誤読して久しぶりに鑑賞。

ジョシュ・ブローリンが情けない奴に見えたが、今見ると凄い切れ者。

 

新コーナー「イキり言動」にメール殺到!

紹介しきれないくらい沢山良いメールが来ている。

言葉足らずの紹介だったのではないかと懸念もあったが、リスナーのリテラシーが高く良い投稿が揃っている。

 

ミャンマーの格闘技「ラウェイ」に関する映画について。

先日の「卓球ストーカー」のように人をのめり込ませる何かがある格闘技とのこと。

 

3/26公開。

【映画】“ラウェイドキュメンタリー”が全国順次公開決定、ザ・グレート・サスケも絶賛=3.26より - eFight【イーファイト】格闘技情報を毎日配信!

 

■18:30~18:50頃
「カルチャートーク」→ 西川美和(映画監督)

『すばらしき世界』の紹介。

TBSラジオ内での稼働が多過ぎて同じ質問をしないように質問するのが難しい!やりづらい!

 

初めましての挨拶からスタート。

 

宇多丸さん:西川さんTBSラジオ稼働しすぎですよ!

 

1974年広島出身。映画監督のみならず小説家としての才能も。

 

映画の紹介

1990年公開さ宇崎竜童さんの小説がベース。

長らく手に入らなかったがKindleで読めるようになった。

殺人を犯し13年の刑期を終えた男、刑期を終えて出てきた彼のドキュメンタリーを撮ろうとするテレビクルーのストーリー。

原作ありの作品としては初。

 

実際に会った事件がベース。

素晴らしい作品だが絶版で誰も読んでいない。

そんな作品を再び世に出せるということをモチベーションに作品に向き合った。

天涯孤独の元殺人犯ミカミ。

身元引受人の奥様がご存命で西川監督は何とか会うことが出来た。

本を渡して「読んでおくわ」と奥様は言ったが、直後に亡くなってしまった。

ギリギリのところで映画に出来た。

 

宇多丸さん:次代を置き換えるところに苦労したとのことだが、原作も読むと前半は特に原作のセリフを踏襲しているところが目立った。

逆にそのままには描けなかったところは?

 

西川さん:原作には出所後身寄りのないミカミが極道の下を訪ねるシーンがある。

今は極道の方方が町から追いやられて久しく、時代にそぐわないと感じて描写を改めた。

 

主演役所広司さんのこどまでが作為なのか掴めない絶妙な演技に映画を観た宇多丸さんも映画を撮る西川監督もやられてしまった様子。

 

2/11から全国ロードショー!

書籍執筆も。

撮影に至るまでの過程を描いたエッセイ「スクリーンが待っている」

 

<滅茶苦茶観てみたい!>

 

■19:00~19:25頃
「LIVE & DIRECT」→ 寺嶋由芙

 

 

■19:40~19:55頃
「新概念提唱型投稿コーナー」枠→ イキり・ゲンドウ

合っているのか合っていないのなよく分からないBG笑

気が大きくなったとき人はイキッた、粋がった行動を取りがち。

人間小さく纏まった守りの人生より恥をかいてでもデッカくイキ切る方が良いという、○○イキりを生暖かく見守っていく人間讃歌のコーナー。

先週の段階ではコーナーコンセプトが「イキッたエピを集める」という以外定まっていなかった。

大丈夫かと思っていたが質の高いメールが多く届いた。

 

宇多丸さん:まずは教科書通りのイキり、イキり界のメインストリーム「改造イキり」のエピソード

働く方のももさん

中1の夏の一瞬いきっていた。

学生たちの間で「カマキリ」というチャリが流行っていた。

チョッパーハンドルが特徴。

これを手に入れたとき中学生は「ハンドルが目立った方が格好良い」と思い、改造。

鉄パイプを曲げて作った巨大ハンドルをたたえたその自転車を「キングバッファローと呼ぼう!」と心に決め、車体に「KING B」と書き込む。

「5組にとんでもないカマキリに乗っている奴がいる」と畏怖と共に語られるようになったが、真っ直ぐ走ることすらままならなくなった自転車。

殆どバンザイ常態で自転車に乗っている姿はイージーライダーどころか捕まったチンパンジーのようだと気付き、改造を解いたのだった……

 

クマス:1発目のイキりとして文句なし

 

宇多丸さん:イージーライダーは寄り掛かることの出来る背もたれあってのこと。

また、アメリカの真っ直ぐの道を走るのに適したスタイル。

 

クマス:改造イキりはちょっと分かる。

ミニ四駆やベイブレードが流行った世代。

ベイブレードの金属部<注:ウェイトディスク>を無理やり2枚入れたり

 

宇多丸さん:鞄の改造ってしました?

ウチは鞄が校則で決まっていて、「如何に鞄をぺたんこに薄く加工できるか」というのを誰しもがやっていた。

 

クマス:サブバッグを加工してリュックにするくらいですかね

 

宇多丸さん:鞄を加工するのは校則違反。

熱いお風呂に入れて鞄を柔らかくして加工するのが普通だったが、それでは元に戻らない。

俺らはバネとピンを外せば「ボン!」と膨らむように加工した。

校門付近で抜き打ち持ち物チェックをしているのを見たときにそのピンを外して無加工を装っていた。

 

■20:00~20:45頃
「ビヨンドザカルチャー」→ 西寺郷太の邦楽スーパースター列伝・番外編 ~今聞いてほしい少年隊の名曲トップ5~」

少年隊の楽曲を下の世代のジャニーズグループが歌っていたりする。

曲を聴いて改めて「これ少年隊の曲だったんだ」と知る現行グループファンも。