映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

変な日本語:「こうふつ」

つい先日、時計屋に寄ったら店員がオールコートマンツーかと思えるくらいビッタリとマークされた。

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そんな彼が、時計に使われる素材の価格上昇や円安の影響で、時計メーカーの中には国内で三度目となる値上げに踏み切る動きが出て来たと教えてくれた。

 

そこで出会った変な言葉がこちら。

 

「こうふつ」

 

「原材料の値段“こうふつ”の影響でオメガは7月末に値上げします」

 

高沸

これは「高騰」の言い間違いというか、漢字を間違えて覚えてしまっていたのだろう。

“沸騰”という漢字を曖昧に覚えていて、“高騰”という単語を「“高い”と言う字に“沸騰”という漢字の組合せ」と記憶していたのだろう。

 

「だろう」、というかそうなのだ。

 

何故「そうなのだ」と言い切ってしまうかというと、僕も全く同じ間違いをしていたから。

 

文字情報でだけ「高騰」と言う単語を見て「こうふつ」と誤って覚えてしまい、ニュース番組か何かで音声情報として「こうとう」が後追いでインストールされたのだった。

 

今でもたまに口にするとき「あれ?“こうとう”で合ってるよな?」とか思っちゃったりする。

 

自分と同じ覚え間違いをしていた人を見付けた珍しい体験だった。

 

こう‐とう〔カウ‐〕【高騰/×昂騰】

読み方:こうとう

[名](スル)物価などがひどく上がること。騰貴。「地価が—する」

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