映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

お題:「今だから話せること」大学受験で……

特別お題「今だから話せること

 

大学受験、英語の長文問題をほとんど解かずに合格した。

 

僕の母校は「英語の●●」と呼ばれる程度にはそこそこ入試の英語の難易度が高い大学。
特に僕の出身の法学部は英語長文の問題が半ば名物化しており、後半畳みかけるように連続出題される怒涛の長文問題は、赤本を手に取った受験生に受検を思いとどまらせるに十分な威容を放っていた。

 

そんな僕の母校だが、予備校時代お世話になった英語の先生が講義でこんなことを言っていた。

 

「●●大学法学部は長文問題が有名ですが、恐るるに足りません。
実は、長文問題の前にある単語・文法問題で一定以上の水準に満たない受験生は足切り、長文問題の採点対象外として扱われます。
だから、時間切れで長文問題を解くことができなかったとしても、単語・文法問題を完璧にこなせれば●●大学の法学部は合格することができます。」

その大学の内部に通じている先生ではなかったので、真偽のほどは不明だが長文問題のほとんどを解ききることができなかった僕も結果的に合格をもぎ取ることができた。

 

まぁ、当時僕の母校にはセンター入試の選択科目の点数を自校の同科目の入試問題として扱うという特殊な試験形態があり、センター試験当日に日本史が爆当たりこと、英語の難易度と比較して学校独自試験の国語の難易度が驚くほど低く、(自分の感覚では)現文古文合わせて多くとも2問程度しかミスをしなかったこと、心もとない実力のリーディングと比してリスニング力には自信があり、独自試験のリスニングでそこそこの水準の点数が取れたこと ……が合わさっての合格だと思うので、なかなか万人にお勧めできる方法でもないんだけど……

 

母校は僕が大学4年間塾でアルバイトをしている間に、僕が合格をもぎ取ったセンター試験の結果と大学独自試験を組み合わせた受検方式をとりやめたし、今やセンター試験は「大学入学共通テスト」に名前を変えた。

 

同窓生には普通に話したこともあったし、特段「今だから話せること」というほど秘匿性の高い情報でもないけど、こんな合格の仕方もあるんだぜということを未来の受験生に残しておこうと思う。

 

なお、英語を読むのが遅くて長文が苦手という弱点は社会人になった今でも健在で、ここ数年 毎年3月に腕試しで受検しているTOEICでも全問解き終えたためしがない。


しかし、人間歳をとっても多少は成長できるようで、当初は30問近く残してタイムオーバーだったTOEICのリーディング問題も、今年は最後の5問(文章問題1つ)を残して95問は解くことができた。

最初の挑戦で難なく全問時終わることができる人からすれば「何をそんな低レベルな……」と思われるかもしれないけど、自分にとっては嬉しい出来事なのよ。

 

長文問題が苦手だった受験生は、もう少しで「100問/75分」という問題数のTOEICをやっつけられるところまで来たぜ……

 

 

お題全文:

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