映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

苦手意識の先に、映画体験の豊かさを

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幼少期から洋画ばかり観る家庭で育った。

邦画は怪獣映画とアニメーション作品くらいしか観てこなかったように思う。

記憶に残っている限り、この二つのジャンル以外で映画館で観た最も古い邦画は何だっただろうかと思い返してみたけれど、14歳の頃に見た『クイール』(2004年)よりも前の記憶がない。

 

その次に観た記憶がある邦画は、友人に誘われて観に行った『陰日向に咲く』。2008年、当時18歳。

これがね……

どちらも全然僕の趣味に合わなくてね……

自分の中で「邦画って苦手だわ」という印象が強く根付いてしまった。

 

それ以前も邦画には全然慣れ親しんでなかったわけだけど、『陰日向に咲く』以来一層距離が開いて、邦画というものを全くと言って良いほど観ない生活が暫く続いた。

 

普段地上波ドラマを観ない当時実家暮らしの僕が、珍しく父親と観てハマっていた“SP”の劇場版は例外的に2010年・2011年と続けて観に行ったけど。

 

2010年くらいから行き始めた「午前十時の映画祭」でも、邦画は避けがちだった。

リアルタイムで触れた作品で僕の邦画への苦手意識を払拭してくれたのは『ちはやふる』(2016年)で間違いないんだけど、その前に午前十時の映画祭で観た黒沢作品に「邦画も面白いじゃん!」と思わせてもらえていたのも大きいと思う。

ベタ中のベタだけど、『七人の侍』の面白さには衝撃を受けた。

 

映画を観る本数もそれなりの数になり、自分に合う映画とそうで無い映画を見分ける術も多少は身に付いてきた。

 

「映画は出演者よりも監督や脚本家で選んだ方が良い」という当たり前のことを、映画にのめり込む前には知らなかった。

 

邦画だからと毛嫌いせずに映画を選んでみると良い出会いもある。

苦手意識の先に、新たな地平を見つけたのだった。

 

 

今週のお題「苦手だったもの」

 

お題全文:

あんなに苦手だったのに、気がつくと克服していた

今週のお題は「苦手だったもの」です。

昔は苦手だったのに、今では好きなものや克服したことってありませんか? 今週は「苦手だったもの」をテーマにみなさんからのエントリーを募集します。「子どもの頃は苦手だったナスをおいしく食べられるようになった」「人前で話すことが苦ではなくなった」「小学生のときは作文が好きではなかったけれど、今ではブログが続いてる!」など、あなたの苦手だったものやそれを克服したきっかけについて、はてなブログに書いて投稿してください! ご応募をお待ちしております!

 

 

追伸:このエントリを投稿した直後にtwitterをみてみたら「ムカついた邦画」というハッシュタグがバズっていた。

奇妙な偶然だ。

https://twitter.com/search?q=%23ムカついた邦画&src=trend_click&vertical=trends

 

関連お題:変わった

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