映文計

映画と文房具と時計、好きなものから1文字ずつもらって「映文計」。映画のことを中心に日々綴っていきます。

11/3(木)アトロク秋の推薦図書月間2022③ Jiniさん/『リセットを押せ ゲーム業界における破滅と再生の物語』(ジェイソン・シュライヤー著)

木曜日では最早お馴染み。

ゲームジャーナリストのJini(ジニ)さんによる書籍紹介。

 

21兆円市場の裏側を暴く。ゲームジャーナリストによる待望の新刊

ジェイソン・シュライヤー著『リセットを押せ ゲーム業界における破滅と再生の物語』

open.spotify.com

 

宇内さんによる作品紹介:

アメリカのビデオゲーム業界の現実を描くノンフィクション。

21兆円の巨大市場という華々しさを感じさせるビデオゲーム業界だが、大規模な解雇などの辛い実情もある。

解雇や開発スタジオの閉鎖に見舞われたクリエイターがどうやってそれを乗り越え、一歩を踏み出すのか。

 

ゲーム史上最高のタイトルの一つ、『BioShock』のイラショナル社(Irrational Games(イラショナル・ゲームズ))をはじめとした各社を扱う。

 

宇多丸さん:ジェイソンシュマイヤーさんって前回紹介してくれた『血と汗とピクセル』と同じ作者?

(2020年の同コーナーで紹介された作品)

 

ジニさん:そうです。本作は本国では2021年の発刊で、前作が出たのが2017年。

前作から4年の歳月が経た著者の新作。

たった4年、と思われるかもしれないが、15兆円程度だった市場が21兆円市場に成長するなど変化が著しい。

著者も前作を書いた時は年齢が若く、事実の列挙といった側面が強かったが、今作はそこから一歩踏み込んだ内容になっており、著者の4年間の成長を感じられる一作。

テーマこそ似ているが、前作とは深掘りの角度が違うので今回紹介。

 

全9章で、華々しいゲーム業界の裏側、うまくいかなかったゲームスタジオのストーリーを描く。

ワールドシリーズを制した伝説のメジャーリーガー、カート・シリングが興こしたゲーム会社など扱う。

 

所謂「クソゲー」は開発者の無能さや怠惰さに起因するのだと断じる消費者は多いが、そんな訳は無い。

彼らは一流で、能力のあるクリエイターだった。ではなぜクソゲーが作られるのか……

 

推せる一文

「その日の朝、社員は二つの部屋に分けて集められた。
妖しげなクイズ番組に出てくる勝者と敗者のようだった。
第一の部屋に入った人たちは、仕事が続けられると告げられた。(略)第二の部屋では人事担当者が前方に立ち、不運なクイズ参加者たちにレイオフを伝えていた」

 

第4章の「消えたスタジオ事件」の冒頭。

上の部屋・下の部屋に分けて集められた時点で社員はことの次第を察していたが……

 

これらはあくまで事実。

「なぜこんな事態になってしまったのか」を描く部分が本作の肝。

 

 

 
 
 
 
 
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【前回】

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11/2(水)アトロク秋の推薦図書月間2022② 井上 咲楽さん/『ひとりぼっちを笑うな』(蛭子 能収著)

ブレイク前からの仲ということで歓迎ムードの宇多丸さん。

 

先日、番組内番組『SDGsジャンクション』最初のゲストとして登場。

SDGsジャンクション

毎月第三水曜日 19:30〜 TBSラジオ『アフター6ジャンクション』内にて

www.youtube.com

宇多丸さんとは2018年より東京MXバラ色ダンディで共演。

 

ネクラで陰キャで本ばかり読んでいた小学生時代は6年連続「一番本を読んだで賞」のようなものを受賞。

 

自由とは何か。心から自由に生きるためのトリセツ。

蛭子能収さんの『ひとりぼっちを笑うな』

open.spotify.com

宇多丸さん:蛭子さん好きだもんね。そのトレーナーも蛭子さんトレーナーですか?

 

井上さん:先日蛭子さんの誕生日に発売されたトレーナーできました。

 

日比さんによる蛭子能収さんの紹介。

主な著書は

蛭子能収コレクション』

『蛭子の論語

蛭子能収のゆるゆる人生相談』 など

 

宇多丸さん:僕らは世代的に漫画家として知っていたからお茶の間の人気者という今の受け取られ方に驚いている

 

井上さん:私はテレビで知ったので、マンガを読んで驚いた。

バス旅の番組で蛭子能収さんのことを知って「この人良いな」と思った。

本書との出会いは中学生の頃。自分が人見知りなのでタイトルに惹かれて読み始めた。

 

宇多丸さん:読んでみてどうでした?

 

井上さん:救われました。今でも読み返してます

 

宇多丸さん:蛭子さんが背中を押してくれたんだ

 

井上さん:今回も読み返したら付箋だらけになってしまった。

 

感銘を受けたポイント

「自分のことを予め低く見積もっていた方が人生楽ですよ」

芸能界で天才達に囲まれて過ごしていてこの一節に救われることが多い。

 

自由に生きるための教科書

 

「そもそも世界に生きる人全てが唯一無二の個性を持っているのだから、にもかかわらずどうしてみんな人とあえて違いたがるのだろう」

宇多丸さん:これすごい!

 

井上さん:芸能界に入って人と違うようにしようとしてしまうが、「そもそも皆違う」と思ったら楽になる

 

宇多丸さん:そう言った意味では井上さんは自然体で活動しているよね。

 

井上さん:蛭子さんの自由な発言に憧れるが、どうしてもネコを見たら「ネコ=可愛い」ものとして反射的に「可愛い」と言ってしまったりする。

別にそこに嘘はなくとも、「ネコ=可愛い」と連想して言ってしまうもの。でも、蛭子さんは本当に可愛いものしか可愛いと言わない。

 

そんな蛭子さんの象徴的なエピソードが「エビフライ事件」。

ロケで入ったお店で出されたエビフライに「うわぁ!小さいエビフライ!」と言ったら物凄く怒られた、と言う事件。

 

怒られたことに対して蛭子さん自身反省はしているらしいが、自分も蛭子さんくらい心のままに自由に反応しようと思った。

 

宇多丸さん:視聴者も「小さい」と思っているだろうから、変に取り繕わない方が良いこともあるよね

 

 
 
 
 
 
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11/1(火)アトロク秋の推薦図書月間2022① 矢部 太郎さん/『ROCA 吉川ロカ ストーリーライフ』(いしいひさいち著)

2022年11月1日。一人目。

f:id:naw0t0:20221103214258j:image

 

open.spotify.com

「またこの季節が来た」と矢部さんが言うほど、このコーナーが定着してきたことに喜びを禁じ得ない宇多丸さん。

 

昨年は『長距離漫画家の孤独』を紹介してくれた矢部さん。

 

 

現在「楽屋のトナ君」を連載中で、1巻が発売。

 

 

宇多丸さん:矢部さんの「文系」なノリで芸人の世界のノリを生きているんだろう、楽屋などではどうしているのだろう、と思っていたところに出た一作。

 

対局な所にあるとすら思えるが、そこにある人間模様、哀愁を上手く「文学的」に掬い取って描かれている。

 

矢部さん:そう言う世界の中で、その人にとってのサクセスがある、という想いを自分自身の拠り所にしている。

こんな「小さな」ことを描く「ヘン」な漫画を連載させて貰って、単行本化して貰って嬉しい。

 

宇多丸さん:音楽業界にも言えることかもしれない。

矢部さんの目を通すと、色々な人に色々なかがやき方がある、色々な人がいて良い世界としての「芸能界」が描かれている。

オビには何とビートたけしさん!

同じ芸人としてのビートたけしさんのコメントが寄せられているのが良い。

 

矢部さん:まるで楽屋で声をかけてくれたかのような内容で嬉しい。

 

今回の紹介作品

新聞連載の四コマ漫画から生まれた、超傑作単行本(自費出版)。

いしいひさいち『ROCA 吉川ロカ ストーリーライフ』

 
 
 
 
 
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宇多丸さん:番組スタッフ間でも話題になっていた。驚きの一冊。

 

矢部さん:話題の作品。今年読んで衝撃を受けた、読んで良かった作品。

 

(宇垣さんによる作者紹介。ジブリ映画『ホーホケキョ となりの山田くん』の原作となった『となりの山田くん』の原作者)

 

矢部さん:書店でも展開されるこのコーナーで自費出版の手に入りづらい作品を紹介してしまった……

 

f:id:naw0t0:20221102134512g:image

 

四コマ的な低めの頭身、平面的な絵で描かれる作品だが、歌うシーンでは等身が伸び、絵のタッチも劇画調に。

 

矢部さん:「いしいひさいちさんがこう言ったマンガを描くんだ」というのが一つ衝撃。

新しい「いしいひさいち作品を見せたい」という意思で作られた作品。

本作は朝日新聞で連載していたが、コアな読者から評判が悪く連載終了に。

新聞紙上で連載されていたのは本書の半ばまで、中盤以降はHPや自費出版にて。

 

宇多丸さん:『騙し絵の牙』のラストにおける、とある作家の変わった出版形式を思わせますね

 

矢部さん:ラストは感動などでもない複雑な感情を抱いた。

 

宇多丸さん:本作はシスターフッド的な側面もある

 

矢部さん:「柴島(くにじま)」さんという同級生の女の子がROCAを応援する。

柴島さんは実家が反社会勢力らしいことが描かれる。

二人は両親を船の沈没事故で喪っているが、そこに関する詳細な言及はない。

 

ファドという民族歌謡で歌われる複雑な心情を「サウダージ」と表現するが、本作は全編を通してこのそんな感情を表現したかったのではないか。

読む「ファド」なのではないか。

 

宇多丸さん:故に「ストーリーライブ」というタイトルなのかも知れない

 

宇多丸さん:漫画で「音楽」を表現する試みは以前からあったが、画風の変化で表現するのは面白い。歴史的一冊、2022年の推薦図書月間一発目として相応しいと思う。

 

www.ishii-shoten.com

 

【去年】

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2022年36人目:瑚々(ここ)さん/熊崎風斗アナ オススメグラビアアイドル(2022/10/24)

クマスが毎週おすすめするグラビアアイドルをアーカイブするエントリ2022年第36回。

 

瑚々(ここ)さん

 

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- - - - - - - - - - - 

宇多丸さん:はいおすすめグラビアアイドル今週どなたでしょうか?

 

クマス:瑚々さんという方ですね。

この方「ミスマガジン2022」、先だって発表されましたが、そのグランプリ。あと咲田(さきた) ゆなさんという方とダブル受賞と

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:いう形になりました。で、今年のですねミスマガジンの表彰式なんですけれども、白いビキニ姿でのお披露目じゃなくてですね、

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:それ撤廃されて白いワンピースで登場したということも、まあ世の中的にちょっとニュースになったりもしたんですけれども

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:ミスマガジン、まぁ伝統的な40周年ということです

 

宇多丸さん:うんうん。あの、だからその、あれですよね。そのリアルイベントにおけるということですよね?

 

クマス:あ、そうですそうです!もちろんグラビア展開としてはもう皆さんグラビアやる気が非常に高い、モチベーション高い人が揃ってますので

 

宇多丸さん:まぁそういうとこでね、確かにね言われてみりゃね

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:そういうのは良い変化かもしれませんね

 

 

 

- - - - - - - - - - -

【所属】:イトーカンパニーグループ

www.itoh-c.com

 

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【関連】

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2022年35人目:松下 洸平さん/熊崎風斗アナ オススメグラビアアイドル(2022/10/17)

クマスが毎週おすすめするグラビアアイドルをアーカイブするエントリ2022年第35回。

 

松下 洸平さん

 

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宇多丸さん:さあ、今週のおすすめグラビアどなたでしょうか?

 

クマス:あの、俳優や歌手として大活躍されています松下洸平さんです

 

宇多丸さん:お!

 

クマス:現在35歳の方なんですけども、はい。あの、写真集がですね10月27日木曜日に、あと10日後に発売されるということでこのタイミングでご紹介させていただきました。

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:あの『anan』の10月26日水曜日発売号の表紙にもなりますし

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:まぁね、私ね、松下さんのこと好きなんすよ

 

宇多丸さん:うんうん

 

クマス:格好良いんすよねやっぱこの空気感が

 

宇多丸さん:あのさ、「“ぽっと出”じゃない」やっぱりさ

 

クマス:そう……!

 

宇多丸さん:ね。35歳ならではの

 

クマス:そう!

 

宇多丸さん:色気って言うか

 

クマス:最近こう一気に出てきてるんですけれども

 

宇多丸さん:うんうんうん

 

クマス:格好良くて……憧れてるっていう

 

宇多丸さん:なるほどそういう話ね

 

クマス:松下洸平さんでした

- - - - - - - - - - -

 

【所属】:キューブ

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www.kouheiweb.com

 

 

 

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【関連】

 

お題:「わたしはラジオリスナー」

今週のお題:「わたしは○○ナー

 

モデラー」とか、「スターウォーザー」とかパッと思いついたけど、「〇〇ナー」だと何だろう。

一瞬迷ったけど、あるじゃん。リスナー。俺、ラジオリスナーじゃん。

 

ラジオ、生活の一部になりすぎてんだよね。

 

 

 

バナナを愛するあなたは、「バナナー」🍌

今週のお題は「わたしは○○ナー」です。

いきなりですが、あなたは何ナーですか? 今週は「わたしは○○ナー」をテーマにみなさんからのエントリーを募集します。普段からランニングを習慣にしているあなたは「ランナー」ですし、最近新しいことを始めたあなたは「ビギナー」、誰かを楽しませる特技のあるあなたは「エンターテイナー」ですね。こんな具合に、あなたが何ナーなのかについて、はてなブログに書いて投稿してください!

もちろん「○○ナー」ではない「マヨラー」も「ケチャッパー」も大歓迎です! みなさんのご応募をお待ちしております。

 

前回のお題:

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2022年34人目: 星乃 夢奈(ゆな)さん/熊崎風斗アナ オススメグラビアアイドル(2022/10/10)

クマスが毎週紹介するグラビアアイドルをアーカイブするエントリ2022年第33回。

 

星乃 夢奈(ゆな)さん

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宇多丸さん:はい、ということで、え〜TBSアナウンサー熊崎さん

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:グラビアアイドル評論家としても知られております。今週のおすすめグラビア(アイドルは)どなたでしょうか?

 

クマス:はい。たっぷり1分ほど時間をいただきまして(注:直前の『新概念提唱型投稿コーナー:アピールの行方』にて、“アトロクの笑い袋”ことディレクターの保坂さんが不在だったことで、コーナーがいつものような盛り上がりを見せず、クマスから「グラビア評論は1分ほどの時間が丁度良い」という旨の発言あがったことを受けて。※その際の音声文字起こしは本エントリ末)ありがとうございます。

今週はですね、星乃 夢奈(ゆな)さんという方をですね、ご紹介させてください

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:あの、最新のライダーシリーズ『仮面ライダーギーツ』にも出演中で、元々あのPopteenの専属モデルなどを務めていて

 

宇多丸さん:あ〜そうなんだ

 

クマス:あとYouTubeチャンネルでもそれこそ登録者数、今66万人ぐらいいるという

 

宇多丸さん:え〜!

 

クマス:まぁ人気YouTuberでもある

 

宇多丸さん:そうなんだ

 

クマス:TikTokerとしても150万人以上いるというですね

 

宇多丸さん:今どきの「人気者」だ

 

クマス:SNSサイトからどんどん人気に火がついて、今女優さんとしても活躍中

 

宇多丸さん:仮面ライダーになるわけですからね

 

クマス:で、プレイボーイの表紙にもなっていると

 

宇多丸さん:今度のプレイボーイが「『仮面ライダー』ヒロイン大集結」。まぁ以前戦隊物であるとか

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:そのシリーズですね。ウルトラマンとか

 

クマス:多いですよね。プレイボーイ、こう「括り」でやるって言うのは

 

宇多丸さん:「特撮物括り」でやられてて

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:だからまさにその、今一番のエースである星乃さん。

そうなんだね、そういう多才な方

 

クマス:そう、今の(時代を象徴するような)……

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:……ヒロイン

 

宇多丸さん:私的にはやっぱりその……『仮面ライダーファイズ』芳賀 ゆりあさんが久しぶりにね、プレイボーイこれで

 

クマス:芳賀さんもそうですね

 

宇多丸さん:王道で。「スゴ!」っていう感じがするし

 

クマス:歴代のヒロインたちが皆さん登場してきますので

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:このプレイボーイまだ今売られてますので是非

 

宇多丸さん:あ、そうか。合併号だからね

 

クマス:そうなんですそうなんです

 

宇多丸さん:手に入る内に、ということです。星乃 夢奈さんでした

 

クマス:大注目です

 

----------

※「アピールの行方」ラストにおけるやりとり

(保坂さん不在によるいつもと違う空気感の後)

 

クマス:やっぱり保坂さんがいないと

 

宇多丸さん:そうねぇ

 

クマス:何か勝手違いますね

 

宇多丸さん:大急ぎで終わらせようと思ってます。ただ大急ぎで終わらせるとこれはあの〜、グラビアアイドルコーナーが

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:無駄に長くなり

 

クマス:そんなに、こう……長さは必要ないですから

 

宇多丸さん:ははは!

 

クマス:わりとタイトさで……

 

宇多丸さん:熊崎君がさ、とにかくグラビアコーナーがさ、無駄に長いことを異常に恐れるっていう

 

クマス:これ、何だろう……タイトにやった方が良さが出る

 

宇多丸さん:そうね

 

クマス:コーナーだって私自身

 

宇多丸さん:そりゃそう。そりゃそうです

 

クマス:思っているので

 

宇多丸さん:あの、形容詞を重ねていくと本当によくないっていうかね

 

クマス:はいはいはいはい

 

宇多丸さん:ありますよね

 

クマス:時間を埋めようと思ったコメントっていうのが一番

 

宇多丸さん:ええ。危ない!

 

クマス:危険をはらむっていうところは

 

宇多丸さん:そうだね、そうだね!

 

クマス:物事ってあるじゃないですか。放送ってそう言うものじゃないですか

 

宇多丸さん:確かに、確かに。そりゃそうだそりゃそうだ

 

クマス:だから危ないんです

 

宇多丸さん:今いいかな?

 

クマス:行きます

 

宇多丸さん:閉めようか(以下、コーナー〆の挨拶)

 

【所属】:VAZ

vaz.tokyo

 

 

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【関連】

 

お題:「最近面白かった本」〜『星を継ぐ者』、『本日は、お日柄もよく』〜

神奈川の実家から都内の勤務先に向かう電車内が格好の読書タイムだったので、東京を離れて以来本を読む本数がガクッと減ってしまったんだよなぁ。

 

今週のお題「最近おもしろかった本」

 

f:id:naw0t0:20221015205527j:image

 

星を継ぐもの

こちらのエントリのラストでこれから読む予定の本として言及した『星を継ぐもの』を先日読み終えた。

eibunkeicinemafreak.hateblo.jp

 

これが面白かった。

f:id:naw0t0:20221015205540j:image

 

「主人公の視点は常に真実に向かうものだ」という読者の固定観念を逆手に取るような最後の展開にはシビれた。

ブクログにログを残してあるので、宜しければ是非。

SFの古典として長らく愛される作品だけあって、めちゃくちゃ面白いかった。

booklog.jp

 

本日は、お日柄もよく

また、今読んでいる『本日は、お日柄もよく』が滅茶苦茶面白い。

この本は2016年に初めて読んだ作品。今回は3周目かな?

初読時のログはこちら。

booklog.jp

 

2016年、ゼミの友人Aの結婚式に向かうため、ゼミの友人BとCと一緒に新幹線に乗っていた。

「そう言えば今度、親友の結婚式で友人代表のスピーチをすることになったんだよね」と言ったところ、Bが「だったらこれ読んだ方が良いよ」と伝えてくれたのがこの作品。

 

「スピーチ原稿を作る参考になるよ」と言われて読んでみたんだけど、作品が良すぎてボロボロに泣きながら読み終えた。

本作のお陰で友人代表のスピーチは結構好評で、一カ所セリフを間違えた以外はかなり素敵なものが出来たと自負している。

 

当時、友人に薦められるまま新幹線の車中でKindleで購入した本作。

フィジカルでも欲しくなって先日書店で買ってしまった。

 

f:id:naw0t0:20221015205750j:image

好きな本にはどれだけ出費しても惜しくない。

 

 

お題全文:

話題の本・名作・技術書、なんでも!

今週のお題は「最近おもしろかった本」です。

読書の秋とはいえ、いきなり本を読もうと意気込んでも、何を読んでいいのか迷ってしまいますよね。そこで、みなさんが最近読んだ本のなかから、おすすめを紹介しあってみませんか? 今週は「最近おもしろかった本」をテーマに、みなさんのエントリーを募集します。「ずっと読みたかったあの本をついに読んだ」「この技術書が役立ちました」「何気なく読んだらめっちゃおもしろかった本」など、あなたの「最近おもしろかった本」にまつわる出来事を、はてなブログに書いて投稿してください! ご応募をお待ちしております。

2022年33人目:川瀬 もえさん/熊崎風斗アナ オススメグラビアアイドル(2022/10/03)

クマスが毎週おすすめするグラビアアイドルをアーカイブするエントリ2022年第33回。

 

川瀬 もえさん

 

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Instagram:

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宇多丸さん:さあ、え〜今週のおすすめグラビアアイドル、熊崎さんどなたでしょう

 

クマス:今週川瀬 もえさんご紹介させてください。

あの、ゼロイチファミリアというですね

 

宇多丸さん:お〜

 

クマス:オールスター軍団

 

宇多丸さん:総本山ですね

 

クマス:グラビア界のオールスター軍団の、あの事務所に所属している現在28歳の方なんですけれども、キャッチフレーズ「綺麗なお姉さんの正統後継者」という現在28歳。

そしてレースクイーンをやっていまして、去年ですね日本レースクイーン大賞でグランプリと新人賞、これダブル受賞というですね

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:史上初の快挙をしたという。まぁ「飛ぶ鳥を落とす勢い」

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:川瀬さん。

 

宇多丸さん:あの、派手さと、文系的な知性みたいなものバランスがもう完璧ですね

 

クマス:最強

 

【所属】ゼロイチファミリア

01familia.co.jp

 

 

 

 前回: 

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【関連】

prtimes.jp

お題:マイルーティン

ルーティーン、何かあるかな……

 

今週のお題「マイルーティン」

 


朝起きて身支度をして、ちゃん嫁と一緒に家を出る。

 

車内で新聞を読んで、二人とも職場の最寄り駅が同じなので駅のコンビニで飲み物を買う。

 

職場に着いたらコンビニコーヒーを保温カップに入れる。

 

家を出てから職場で仕事を開始するまでのルーティーンはこんな感じ。

 

あとは最近、毎日1万歩歩くというのを自らに課している。これもルーティーンと言えるか。

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こんな感じ。

 

今日は残業マシマシで帰宅したら23:00前なのでもう1万歩達成は諦めたけど……

 

(追伸)

行けたっす

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履くのは右足から、洗うのは左腕から

今週のお題は「マイルーティン」です。

あなたの普段の習慣、日々のルーティンについて紹介してください! 今週は「マイルーティン」をテーマにみなさんからのエントリーを募集します。「朝起きたら必ずしていること」「出かける前にいつも飲んでいるコーヒー」「ブログを書く前には○○する習慣があります」など、あなたの「マイルーティン」について、はてなブログに書いて投稿してください! ご応募をお待ちしております。

『スモール・ソルジャーズ』の円盤、発売

7月に発売決定の報を受けて大興奮のままエントリを書いてしまった『スモール・ソルジャーズ』のBlu-ray

 

本日到着した。

 

f:id:naw0t0:20221006234815j:image

f:id:naw0t0:20221006234819j:image

 

もうね、先日配信で視聴できたのでもうそれで良いじゃん、といえないこともないのだが……

やっぱりね、ブツが手元に欲しいのよ。

 

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やっすいので、あなたのご自宅にも是非。

2022年32人目:髙橋ひかるさん/熊崎風斗アナ オススメグラビアアイドル(2022/09/26)

クマスが毎週おすすめするグラビアアイドルをアーカイブするエントリ2022年第32回。

 

髙橋 ひかるさん

 

Instagram:

www.instagram.com

 

宇多丸さん:さあ、ということで、おなじみ。おすすめグラビアアイドル。え〜熊崎風斗さんからおすすめいただきたいと思います。

今週はどなたでしょうか?

 

クマス:はい。今週はですね、髙橋 ひかるさんです

 

宇多丸さん:お!

 

クマス:この名前を聞いてね、TBSラジオの皆さ……リスナーの皆さんだったらピンとくるかと思いますけれども

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:TBSラジオの『フラット』、今木曜日に出演されている、あの高橋ひかるさんですね

 

宇多丸さん:へぇ〜!すごい!そう……あの木曜やられているその高橋ひかるさんが

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:グラビア……初?

 

クマス:そうなんです。あの、元々写真集が

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:今度10月7日に、これセカンド写真集なんですけれども、水着などを披露するのは初めてと

 

宇多丸さん:へぇ〜

 

クマス:いうことで、かなりこう、トレーニングなんかもされて

 

宇多丸さん:うんうん

 

クマス:満を持してこの写真集。

これ10月7日発売で、もうそろそろということでですね

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:今各週刊誌なんかにその写真集発売に向けてですね、グラビア展開されていまして、今日発売の、それこそプレイボーイなんかにも

 

宇多丸さん:はい

 

クマス:登場していたりしますので

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:またこれ、TBSラジオでお話されている「あの」髙橋さんの、こう

 

宇多丸さん:そうだよね

 

クマス:雰囲気とまた違う高橋さんの雰囲気というですね

 

宇多丸さん:いやそう……これはだから「二物」といいましょうかね……天は

 

クマス:いやもう二物どころか

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:まぁ女優さんでもありますし

 

宇多丸さん:ねぇ

 

クマス:お喋りもできますし

 

宇多丸さん:当然ちゃんと「こんばんはこんにちは」言うでしょうしね(※番組冒頭、オープニングトークの内容を受けて)

 

クマス:そんなの悩みようがないです。完璧です。

 

所属:オスカープロモーション

www.oscarpro.co.jp

 

 

 

【前回】

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【関連】 

 

気になる日本語:「すごい美味しい」「すごく美味しい」

「すごい美味しい」、「すごい綺麗」、「すごい楽しい」、「すごい疲れた」。

 

市井の人々もメディアの中の人も口にするありふれた表現。

 

しかし形容詞「すごい」の連用形は“すごく”。

連用形とは読んで字の如く“用言に連なる形”であり、いうまでもなく「美味しい」、「綺麗(だ)」、「疲れる(た)」は用言だ。

 

“すごい”は形容詞「すごい」の終止形及び連体形なので、“すごい”の一語で文章を終えるか体言に繋げない限り“すごい”とは活用しないのが正当だ。

 

少し面倒なのは「すごい大きい」は用法として適切では無いが、「すごい大きさ」とすると用法として適切であるという点。

 

“大きさ”は形容詞「大きい」を名詞化したものであり、名詞とは即ち体言なので連体形の“すごい”を用いることができるのである。

 

この辺りが原因となって、「すごい美味しい」、「すごい楽しい」など、「すごい」を連用形として誤用する例が広がったのではないかと思う。

(事実、僕も無意識に使ってしまっていた)

 

ゆえにチキンラーメンの「すぐ美味しい すごく美味しい」というキャッチフレーズは用法的に正しいということになる。

 

あなたの使っているその“すごい”。

“すごく”が適切だったりしませんか?

 

気になる日本語:「○○周年イヤー」

はじめて目にしたのはジャンプ作品『NARUTO』のコミックスの帯だっただろうか。

https://twitter.com/NARUTO_kousiki/status/1572390182044971008?s=20&t=WEO9dILtc8x_ba6Kr1bx3w

 

「15周年イヤー」というような使われ方をしているのを目にして「何だこの気色悪い表現は……」と思ったことを強烈に記憶している。

 

全部日本語にしたら「周年年」でっせ……

いやいや気持ち悪……

 

注意していると年に1〜2回はこの言葉に出会う。

 

「2022年はこのコンテンツが10周年を迎える年なんです」というのを一言で表現するのに苦慮して生み出された言葉であることは想像に難くない。

その新たな表現を生み出そうとする努力は買うが、「10周年イヤー」と言わずとも「10周年」と言えば言いたいことは伝わるし、何より「全部日本語にしたら“周年年”だぜ?」というバカみたいな響きが僕の生理に反するので受け入れがたい。

 

助手席に乗っていて標識を何気なく見ていて“LAKE ASHINOKO”という英語表記を見付けたときのような収まりの悪さがある。

 

「周年イヤー」、あなたは受け入れられますか?

 

【ちなみに】

PR TIMESで「周年イヤー」と調べたら結構ヒットしてゲンナリ

prtimes.jp

 

2022年31人目:似鳥 沙也加さん/熊崎風斗アナ オススメグラビアアイドル(2022/09/19)

クマスが毎週おすすめするグラビアアイドルをアーカイブするエントリ2022年第31回。

 

似鳥 沙也加(にとり さやか)さん

Twitter:

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Instagram:

www.instagram.com

 

宇多丸さん:さて今週

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:おすすめグラビアアイドル

 

クマス:似鳥 沙也加(にとり さやか)さんという方ご紹介させてください。

あの、9月28日水曜日にファースト写真集を発売するというこのタイミングだからこそなんですけれども、もう雑誌の表紙になるのはもう当たり前のようになってますし

 

宇多丸さん:うん

 

クマス:元々Instagramで、まぁセルフプロデュースしてどんどん人気が出てきて、そこ、Instagram発信でどんどん他の媒体にも出てくるようになった方です

 

宇多丸さん:だからすごいセルフプロデュースめちゃくちゃ完璧にできて、

 

クマス:もうパーフェクト

 

宇多丸さん:ここまで来た人ということですね

 

クマス:はい

 

宇多丸さん:だから同じインスタグラマーとしてですよ

 

クマス:私?

 

宇多丸さん:熊崎君。似鳥さんに学ぶとこ大じゃないですか?

 

クマス:もう大先輩ですからニトリさん見て研究しなければならないと、そう思っております

 

宇多丸さん:適当なことしか言っていません

 

クマス:私まだ7枚しか投稿していません

 

【所属】フリーランス

www.nitorisayaka.jp

 

前回: 

eibunkeicinemafreak.hateblo.jp

 

 

 

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